結果を出す人は睡眠の質が高い
あなたは普段何時頃に寝て、何時間ぐらい睡眠をとっているでしょうか。
仕事や勉強で結果を出す人は睡眠を重要視していることがわかってきました。
ビジネスで常に成果を出している堀江貴文さんも睡眠時間をたっぷりとっているといいます。
またスタンフォード大学の研究でも、長時間睡眠をとった方が仕事や運動のパフォーマンスが向上することが明らかになりました。
時間がないからと睡眠時間を削っているとしたら、非常に勿体ないことです。
毎日快眠していないと、かえって仕事や勉強の効率が低下して、結果につながらなくなる可能性があります。
睡眠は記憶を定着させる
試験勉強の前日に、教科書を丸暗記して試験に臨む人がいます。
確かに徹夜で勉強をすることである程度の成績を出すことができるかもしれません。
しかし徹夜をして覚えたことは、時間の経過とともに忘れ去られていきます。
そのため試験のたびに徹夜で丸暗記を繰り返さなければ、良いパフォーマンスを継続して出すことができないのです。
人間の脳が記憶することができる情報は、短期記憶と長期記憶に分けられます。
短期的に覚えたことは数週間しか記憶することができず、睡眠をしっかりとらなければ長期記憶として定着していかないのです。
また長い時間をかけて反復的に記憶していかなければ、長期記憶として定着することはありません。
人間は眠っている間に日中覚えたことを整理し、情報として蓄積していきます。
ゴミ屋敷のように散らかった部屋ではどこに何があるか分からないように、脳も整理しなければ情報をうまく引き出すことができなくなるのです。
睡眠によって新しいアイデアが生まれる
人間の脳の大半は使われないまま眠っている状態といわれています。
脳がもっている潜在的な能力を引き出すには、脳をクリアな状態にする必要があります。
またこれまで積み上げてきた情報も整理しなければ、効率よく結びつけていくことができません。
つまり睡眠によって脳をリフレッシュしてあげなければ、本来持っている脳の力を最大限生かすことができないのです。
かのアインシュタインも10時間寝ていたといわれています。
創造的で斬新なアイデアを生み出すのは才能ではなく、脳を上手に使うことが大切です。
睡眠によって集中力が増す
仕事や勉強の効率を上げ、良い結果を出すには集中力が必要です。
睡眠が圧倒的に足りていないと、脳がうまく働かずに集中力がなくなります。
たとえ集中できているように感じても、それは断続的に集中できているにすぎません。
試験前に徹夜で勉強をしていても中々テキストを覚えることができず、時間だけが過ぎていく経験はありませんか。
これは睡眠不足によって集中力が欠如しているためで、記憶を定着させるためにも睡眠が必要です。
睡眠をしっかりとった方が集中力も増し、作業効率も数倍アップするといわれます。