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シーツやカバーを使った方が良い
寝具に使っているシーツやカバー、どのくらいの頻度で洗濯しているでしょうか。
そもそもシーツやカバーって使っているでしょうか。
あなたが思っている以上に寝具は汚れています。
汗や皮脂、角質はどんなに気を付けていてもお布団に落ちたり付着します。
放っておくとダニやカビ、雑菌が繁殖するので定期的なお手入れが必須です。
どうしても布団は洗濯ができなかったり、洗濯しにくいものが多いので、シーツやカバーはつけた方がよいでしょう。
布団は毎日たくさんの汗を吸っている
毎日仕事が忙しいという人がほとんどでしょうから、シーツやカバーの洗濯はできてもせいぜい週に1回ではないでしょうか。
週に1回でも良いので、毎週忘れずに洗濯をするようにしましょう。
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといいますし、夏場はもっと多いでしょう。
コップに並々注いだ水をお布団にかけるところを想像してみてください。
きっとお布団はびちゃびちゃになるでしょうし、そんな状態では寝れたものではありません。
でもそれぐらいの汗をかいているのは事実なので、そのままにしておくと汚れたり、雑菌が繁殖するのは必須です。
ですから週に1回はシーツやカバーを洗濯してほしいのです。
洗濯できなくても布団は干すこと
仮にシーツやカバーを毎週洗濯できなくても、布団を干すのは忘れないようにしましょう。
できれば天日干しがベストですが、花粉や天候の問題で難しければ陰干しでも結構です。
シーツやカバーが洗濯できなければ布団にかけたまま、一緒に干しても良いでしょう。
ちなみに枕カバーは忘れがちですが、寝具の中でも一番汚れやすいものです。
枕カバーはシーツや他の寝具のカバー以上に洗濯回数を増やした方が良いです。
日本人はシーツをあまり洗濯しない
ちなみに清潔なイメージのある日本人ですが、実は諸外国に比べ、シーツの洗濯頻度って意外と少ないのです。
1週間に1度でもシーツを洗濯したり、あるいは交換している人は日本人のわずか4割程度だそうです。
しかしアメリカやドイツなど諸外国では週に1回以上シーツを洗濯あるいは交換している人が全体の6割以上いるそうです。
メキシコに至っては8割以上シーツを交換あるいは洗濯しています。
メキシコは赤道に近いですし、高温多湿だからかもしれませんが、それでも日本より気温や湿度の低い国より少ないのは確かですね。
このことから日本のシーツは不潔であることが分かります。
海外がこのようにシーツをこまめに洗濯、交換するのは乾燥機を使うことが習慣化しているからかもしれません。
日本のように天日干しをすることが多い国では天候や花粉など外的要因に左右されるからなのでしょう。
シーツやカバーの洗い方
シーツやカバーは使われている素材にもよりますが、基本的には洗濯できるものが多いと思います。
一応洗濯表示を確認して、可能であれば洗濯機でじゃぶじゃぶ洗ってしまいましょう。
中には中性洗剤を使わなければいけないものもあるでしょうし、ドライ、弱水流など条件付のものもあります。
ちなみに柔軟剤を使うといい香になりますし、花粉が付きにくくなるメリットがありますが、吸湿性、吸汗性が下がる恐れもあるので注意してください。
干すときは素材によってはシワが出やすいものもあります。
きちんとシワを伸ばし、ピンを張るように干すと良いですが、それでも気になる場合はアイロン掛けをしましょう。
素材によっては天日干しすると風合いや色が変わったり、繊維が傷む恐れがあります。
必ず洗濯表示等を確認し、天日干しできるかどうかはチェック必須です。
クリーニング店に出したときのような仕上がりにしたい場合は糊剤を使うとパリッときれいに仕上がります。