
ボックスシーツとフラットシーツの違い
マットレスのカバーを探していると、色んな名称が出てきてどれを買って良いか迷うことがありますね。
ボックスシーツやフラットシーツという名称であれば、大概マットレスのカバーと思って差し支えないでしょう。
ではボックスシーツとフラットシーツの違いはなんでしょうか。
ただ呼び名が違うだけか、それとも作りも全く違うのでしょうか。
知っているようで知らない、ボックスシーツとフラットシーツの違いについてご紹介します。
ボックスシーツの長所と短所
ボックスシーツとフラットシーツ、どちらもマットレスのカバーとして使えますが、全然違うタイプのカバーです。
どちらが良いかといわれれば、好みにもよるでしょう。
簡単にいえば、ボックスシーツは底部にゴムが入っており、マットレスにシーツをすぽっとかぶせて、ゴムで簡単に留めることができます。
ちょうど美容院でパーマをかけるときに頭にかぶせるビニールキャップのようなイメージです。
装着や脱着が簡単で、ベッドメイキングしやすいです。
またゴムでシーツがマットレスに固定されるので、寝相が悪くてもシーツがずれる心配がありません。
市場を見渡してもマットレスのカバーはボックスシーツがほとんどで、フラットシーツはあまり見かけられません。
ただしゴムが入っている分、干したり、畳んだりするのが難しく、しわくちゃになりやすいです。
フラットシーツの長所と短所
一方でフラットシーツはその名の通り、平らな1枚の四角いシーツになっており、マットレスの下にシーツを挟むようにして固定します。
ちょうどホテルのベッドに装着してあるような、ビシッとシワ一つないシーツを思い浮かべてみると良いでしょう。
1枚の布なので洗濯や干したり折りたたんだりしやすく、アイロンがかけやすいという特徴があります。
ホテルのシーツのようにビシッとシワ一つない状態でカバーを掛けたいという人であれば、フラットシーツがおすすめです。
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ただし、マットレスを持ち上げてシワを伸ばしながら掛けなければならないので、ベッドメイキングが結構大変といえるでしょう。
またフラットシーツの場合、サイズがある程度決まっていて、厚みのあるマットレスには使えないことがあります。
フラットシーツをマットレスにセットする場合、マットレスの下に入れ込むシーツの長さが最低で各辺15cm、できれば20cm以上確保したいものです。
一般的なフラットシーツの幅が170~180cm、丈が270~280cmです。
ですから丈が210cmと長いロングタイプのマットレスや厚みが30cm以上あるマットレスだときれいにシーツがはまらなかったり、寝ているときに外れてしまう恐れがあります。
ですからフラットシーツを購入する場合、マットレスの大きさや厚さをしっかりチェックした方が良いでしょう。
まとめ
ボックスシーツだと装着や脱着がしやすいですし、市場に多く出回っているため、サイズ展開も豊富です。
マットレスに嵌りさえすればあとはゴムがズレを防いでくれます。
生地やカラーも豊富ですので、好みのカバーを見つけやすいのではないでしょうか。
一方でフラットシーツは洗濯がしやすく、ビシッとシワのない状態でカバーを使いたい人にはおすすめです。
ボックスシーツとフラットシーツ、どちらも長所短所がありますが、どちらを選ぶかは本当に好みです。