電気毛布はいつから使える?
冷え性で寒がり、寒冷地にお住まいの方など、冬は電気毛布があれば安心です。
ふつうの毛布だと自分の体温で暖めるしかありませんが、電気毛布なら電気の力でぽかぽかです。
しかしいくら暖かくても、電気毛布は体温調節がうまくできない、電磁波が発生していることを心配している人もいるでしょう。
特に子供は電気毛布を使っていいのか、成長に悪い影響を与えないだろうかと心配になりますね。
妊娠中で電気毛布を使っても大丈夫か、そんな不安もありますね。
そもそも電気毛布はいつから使えばよいのでしょうか。
子供は使ってはいけない!?
結論からいうと、子供に電気毛布を使わせるのはあまりおすすめできません。
というのも電磁波の心配もありますが、子供の皮膚は大人に比べて薄いため、皮膚が弱いのです。
そのため長時間電気毛布を使っていると温度によっては低温やけどの心配もあります。
もちろん大人でも低温やけどの心配はありますが、子供の方がもっとリスクがあります。
ある程度成長して、例えば小学校高学年であれば大丈夫かもしれませんが、特に乳幼児への使用は危険です。
乳幼児は特に皮膚が薄いうえに体温調節がうまくできません。
寒いだろうかとよかれと思って電気毛布を使ってはいけません。
そもそも乳幼児は大人に比べて基礎体温が高いので、薄手の毛布などを掛けるだけでも十分暖かいのです。
ですから、乳幼児に電気毛布を使う必要はありません。
電気毛布を使うと熱の放出がうまくできず、体温が上昇しすぎて危険です。
では体温調節ができるようになった子供であれば、電気毛布を使わせると大丈夫かといえば、そういうわけでもありません。
もちろん皮膚が薄いという理由もありますが、脱水症状の危険性も出てくるからです。
子供は特に代謝が良いので、汗をかきやすいですから、電気毛布を使うと大量に発汗して脱水症状の恐れがあります。
大人でも脱水症状の危険性がありますが、暑さのあまり目が覚めることがあります。
しかしながら子供は眠りが深いので、体温が上昇してたくさん汗をかいても、なかなか目を覚まさないことがあります。
このような理由から子供への電気毛布の使用はおすすめできません。
とはいっても就寝中につけっぱなしにしなければよいだけで、寝る前に布団を暖めるために電気毛布を使うのはなんら問題ありません。
電気毛布はつけっぱなしにしない
では電気毛布はいつから使えばよいのでしょうか。
小学生がだめなら、中学生は?高校生は?という話になってきますね。
明確なデータがあるわけではありませんが、中学生や高校生への使用もあまりおすすめできません。
というよりも大人であっても電気毛布をつけっぱなしで寝るのはよくないといえます。
中学生や高校生、あるいは大学生や大人であっても、電気毛布をつけっぱなしで寝ると脱水症状の危険性はつきまとうからです。
ただある程度体も丈夫になっていますから、布団に入る前、あるいは布団に入った後でも数十分程度で電源が切れるようにタイマーをセットしておくというような使い方をするとよいでしょう。
深い眠りに入る前に電源を切れるようにしておけば、脱水症状のリスクも減りますし、何より体温が低下して深い眠りに入れるようになります。
就寝中に電気毛布の電源を切っておけば、電磁波を長時間浴びる心配もありません。
電気毛布の電磁波はそのほかの家電(電子レンジなど)に比べれば、微量です。
しかしながら長時間浴びるとなれば、人体に悪影響が出そうですよね。
電磁波による人体の影響は細胞の遷移による発がん性のリスク、睡眠の質の低下、免疫力の低下など挙げられます。
もちろん電気毛布の使用によるこれらの症状が発生するリスクはほとんどないといわれていますが、できることなら電磁波を浴びすぎないようにしたいものです。
正直気持ちの問題のような気もしますが、心配な方は電磁波カットされた電気毛布もありますから、そういった毛布を使うとよいでしょう。
うまく使えば最強のあったか寝具ですから、正しい使い方をしてぐっすり熟睡しましょう。
子どもにおすすめの毛布
小さなお子さんにおすすめの毛布はやはり綿毛布です。
保温力がちょうどよく、寝汗もしっかり吸ってくれるので、体温調節もしやすい毛布だからです。
電気毛布はもちろん、ポリエステルなどの化学繊維を使用した毛布も体温調節が難しいので避けた方がよいでしょう。
シルクやウールの毛布でもよいのですが、値段が高価になりますし、ご家庭で洗濯できないこともあります。
寝汗だけでなく、ミルクの吐き戻しやおむつの交換などを考えると、洗濯も可能な毛布がいいですね。
その点綿毛布は丈夫なので水洗いも可能です。
春や秋はいいですが、真冬はやや保温力が心配という親御さんもいらっしゃるでしょう。
保温力の高い綿毛布をお探しなら「ZEPPINハグウォーム」掛け毛布がおすすめです。