シルクの布団は冬使えない?
寝具として優秀な機能を持った、シルクのお布団を使ったことがありますか。
一度使うとしっとりなめらかな肌触りと肌沿いの良さ、湿気が溜まりにくくさらっと快適な寝心地に感動するはずです。
ただ寒さの厳しい冬はシルクでは保温力が心配、寒くて使えないのではと考える人もいると思います。
しかしシルクの布団は冬はもちろんオールシーズン、一年中使える優秀な布団なのです。
その理由を少し説明したいと思います。
シルク布団は快適な眠りをサポート
1月2月になると日本は寒波が訪れ、寒さが厳しくなります。
羽毛布団や毛布は冬に欠かせない寝具ですよね。
昨今はポリエステルを始めとした、化学繊維でできた布団が数多く出回っています。
快眠のためには化学繊維より天然繊維の方がおすすめなのですが、こういった布団は値段も安く機能的なので使っている人は多いでしょう。
マイクロファイバーやフリースのように極細繊維を使ったものは保温力も高いので、冬も暖かいです。
もちろん化学繊維を使った布団も悪くないのですが、シルクを使った布団にはやはり敵わないと思います。
化学繊維を使った布団も確かに暖かいのですが、汗をかくと布団の中が蒸れて寝心地が悪いと感じたことはありませんか。
というのも化学繊維自体は汗を吸ってくれないので、布団の中に湿気がこもってジメジメしてしまうのです。
一方シルクの布団は布団の中の温度や湿度を調節する機能があり、化学繊維にはない快適な眠りをサポートしてくれるのです。
冬も使えるおすすめシルク布団
では肝心の冬もシルクの布団は使えるかという話ですが、もちろん使えます。
冬は掛け寝具を1枚で使うという人はあまりいないと思いますが、掛け布団と毛布を合わせて掛けるという人がほとんどではないでしょうか。
このとき化学繊維を使った毛布を掛け布団の下に敷いて使うと、布団内の湿度が上がって不快に感じやすくなるのです。
掛け布団の上に掛けて使うなら良いのですが、肌に直接触れるように使うと快眠を邪魔する可能性があるのです。
一方シルクの毛布を掛け布団の下に使えば、温度や湿度の調節機能が働き、快適に眠ることができます。
中にはぺらっぺらのシルク毛布も見かけられますが、しっかり起毛してあるシルク毛布のほうが暖かい空気を逃さず、暖かさを実感できるでしょう。
>>毛布職人が納得いくまで起毛した高級ペニーシルク毛布シルクオーラ
シルクを使った布団は毛布の他にも、カバーや側地にシルクを使用したもの、中綿に使用した真綿布団などがあります。
真綿布団は高いので、カバーや側地にシルクを使用したものが現実的でしょうか。
カバーや側地は肌に直接触れるので、シルクのカバーや側地にシルクを使った掛け布団などであれば、シルクの肌触りの良さを味わいやすいといえます。
またシルクはポリエステルなど化学繊維に比べて柔らかく、フィットするように体を覆ってくれます。
そのため肩口から熱が逃げず、暖かい空気を溜め込んでくれるので、冬でも暖かく使えるというわけです。
シルクは保湿成分もあるため、乾燥しやすい冬にはお肌に良い影響を与えるのではないでしょうか。