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折りたたみベッドは安いがデメリットもある
あなたはベッドを買うとき、どんな基準で選んでいるでしょうか。
折りたたみベッドは安いですし、スペースをとるからと、折りたたみベッドを選んではいませんか。
折りたたみベッドは折りたたんで収納できるため、部屋を広く使えて便利です。
しかし折りたたみベッドで寝ると、体や腰が痛いと訴える人も少なくありません。
折りたたみベッドは安いものが多いですが、安いなら安いなりに理由があるということです。
メーカーや販売店はメリットばかり謳いますが、デメリットがあることも忘れてはなりません。
折りたたみベッドで寝ると体が痛くなる理由
折りたたみベッドは小さく折りたためて、スペースをとりませんし、軽いので持ち運びがしやすいのが最大のメリットでしょう。
多くの折りたたみベッドは真ん中で2つに折って、折りたたむタイプだと思います。
しかし真ん中で折りたためるということは、体の中でも一番重い腰を支える部分がマットの境目が来るということになります。
そのため腰が当たる部分が硬かったり、へこんでしまったりして寝心地も悪いですし、腰に負担がかかります。
それに、折りたためるということは体を支えるマットがどうしても薄っぺらくなりがちです。
おそらく普通のマットレスみたいなスプリングも入っていないのではないでしょうか。
そうするとマットが底付きして、ベッドの硬さが伝わって痛いですし、腰や肩などにかかる圧力が強くなります。
また、マット自体に十分なクッション性や反発性がないため、肩や腰が沈んで、寝姿勢が悪くなります。
折りたたみベッドに寝ると、体が痛くなったり、腰痛が悪化するといわれるのもこのためではないでしょうか。
折りたたみベッドは耐久性や安全性が低い
特に安い折りたたみベッドのマットは、薄っぺらくてスプリングも入っていないものばかりです。
当然へたりやすく、耐久性もありませんが、ベッドフレームにくっついているため、マットだけ交換するということができません。
結局ベッドごと交換しなければならず、高くついてしまったということにもなりかねません。
またベッド自体も折りたたむことを前提に作られているため、可動部分が壊れやすいでしょう。
また可動しやすいようにパイプを軽くしているため、強度が低い傾向にあります。
おそらく耐荷重もそんなに高くないのではないでしょうか。
強度を強くすれば使っているパイプもずっしり重いものになるため、今度は折りたたむことが難しくなるからです。
ですから一般的な折りたたみベッドは強度が低く、耐久性が低いということになってしまうのです。
また折りたたむときに指を挟んだりするケースもあるようですし、安全性にも疑問があります。
折りたたみベッドは折りたたまない
折りたたみベッドの最大のメリットは折りたためることで、スペースが空いて部屋を広く使えることです。
にもかかわらず、実際に使っている人に聞いてみると、折りたたみベッドは折りたたまないという人が多いことに気づきます。
最初は折りたためることが便利だと感じて購入したものの、折りたたむことすら面倒くさくて敷きっぱなしという人は多いのです。
確かに転居をしたり、模様替えをするときは便利かもしれません。
しかしながら、頻度の低いイベントのために寝心地や睡眠の質を犠牲にする必要があるのでしょうか。
折りたたまない折りたたみベッドを購入するなら、寝心地や体に負担の少ないベッドとマットレスを購入した方が良いと思います。