Contents
接触冷感ブランケットの選び方
夏の夜に活躍する接触冷感寝具、敷きパッドだけでなくブランケットがあるのをご存じですか。
ニトリさんでも売っていますし、ホームセンターや寝具売り場でも最近多くの商品が並んでいます。
ひんやりした感触のケットを全身で味わえば、暑苦しさも軽減するのではないでしょうか。
どんな点に気を付けて選べば良いのか、接触冷感ブランケットの選び方もご紹介したいと思います。
もちろん楽天やAmazonでも売っていますので、価格や機能も比較しながら、お気に入りの冷感ケットを手に入れましょう。
Q-MAXはどれくらいあった方が良い?
接触冷感のブランケットなんて使うの夏場だけと思われるかもしれません。
しかしリバーシブルタイプになっていて、片面は普通のタオルケットのようになっているものもあります。
意外と春先から初秋まで使える優れものもあるので、意外とコスパは良いのです。
まず接触冷感寝具というとQ-MAX値という数値があり、これはどれくらい冷たいかということを表しています。
数値が上がるほどひんやり冷たいということになりますが、最低でも0.2以上の数値の寝具を使いたいものです。
ただ敷きパッドと違ってブランケットは肌との接触面積が多いので、敷きパッドほど数値が高くなくても良いかもしれません。
暑がりな人はよりともかく、寒がりで冷やし過ぎない方が良いという人は、Q-MAX値が0.2から0.3ぐらいでも良いでしょう。
接触冷感寝具を選ぶ場合、気を付けたいのはどの部分に冷感素材が使われているということです。
一部に使われているのか、それとも全体に使われているのか、用途に合わせてチェックしましょう。
リバーシブルタイプの冷感ブランケット
昨今は表裏で冷感生地とパイル地に変えるなど、異なる生地を合わせたリバーシブルタイプの接触冷感ブランケットが人気です。
ひんやりしている冷感生地の面には、ナイロンなどが使用されており、つるっとした肌触りです。
もう片面はコットンやポリエステルを使用しており、吸湿性の高いパイル地や通気性の良いメッシュ地になっていて、さらっとした肌触りになっています。
暑いときは冷たい方を体に当てて使用し、冷え過ぎたなと思ったら裏返して使えば良いわけです。
リバーシブルタイプの良い点は季節や気温に合わせて使い分けることができるということです。
裏地がパイル地になっていると若干保温力がありますので、春先から長く使えます。
しかしながらメッシュ地になっていると、涼しすぎて夏場以外は使えないかもしれませんので、長く使いたいならパイル地を選ぶと良いでしょう。
吸水性や速乾性のあるブランケットを選ぼう
また寝ている間はどうしても汗をかきますし、夏場は汗の量も多くなりがちです。
ですから接触冷感ブランケットを選ぶ場合、吸水性や速乾性が高いものを選んだ方が良いでしょう。
汗を吸わなかったり、なかなか乾かないと湿度が上がって不快感を感じますし、寝苦しさを助長して冷感効果が意味をなさなくなってしまいます。
ですからブランケットも吸水性や速乾性のあるものを選ぶようにしましょう。
また夏場は汗をよくかくので、他の季節に比較して寝具が汚れたり、ニオイが発生しやすくなっています。
その点、抗菌防臭機能が付いている冷感ブランケットは、雑菌の繁殖を抑制して夏場の嫌な臭いの発生を防いでくれるので有難いです。
ただ抗菌防臭機能が付いているということは、なんらかの薬品も使われているでしょうし、気になる人もいると思います。
そのような人も速乾性の高い冷感ブランケットを選ぶと良いと思います。
なぜなら抗菌防臭機能が付いていないブランケットでも、速乾性が高ければ、雑菌も繁殖しにくく、こまめに洗濯すれば嫌な臭いの発生も防ぐことができるでしょう。
こまめに洗濯することを考えれば、やはり水洗いできて洗濯機などで丸洗いできる点は重要なポイントだと思います。