夏の布団を涼しくするござシーツのメリットデメリット

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夏の夜を乗り切るござシーツ

何をしても暑くて眠れない、そんな夏の夜はありませんか。

体に布団がまとわりついて熱がこもる、汗をかいて布団が蒸れると悩んでいる人は多いでしょう。

昔から猛暑を乗り切るために日本人が開発した、ござがあると思います。

ござはさらっとした肌触りでべとつかないため、夏にござを敷いて生活する人もいるのではないでしょうか。

そんなござを寝具にも応用できないか、そう考えて作られたござシーツがあります。

ござシーツのメリット

今は各家庭にエアコンが普及していますし、フローリングのご家庭も多いでしょう。

そんなご時世にあって、わざわざござを使う必要などないと考えるかもしれません。

しかしエアコンが一般的に普及する前から、夏の涼をとるために開発されたのがござです。

ござを使えばエアコンをつけなくても暑さが和らぎますし、冷えすぎることもありません。

節電にもなりますし、寝具にも応用したござシーツを使って夏の暑さを乗り切るのもありでしょう。

お使いの布団やマットレスに1枚重ねて使うだけで、体と寝具の間に熱がこもりにくくなります。

エアコンを付ければさらにひんやりしますし、扇風機をつけるだけでもずいぶん快適になります。

それにござシーツのメリットは値段が安くて手ごろであること、手に入れやすいですし、汚れても買い換えがしやすいです。

 

今はやりの接触冷感寝具ほどはひんやりしませんが、汗をかいてもべとつかないためさらさらとした使い心地です。

少し時間が経つと多少は温かくなりますが、寝返りを打てばまたひんやりとした感触を味わえます。

また好き嫌いはあるかもしれませんが、い草の香りでリラックスできるという副次的効果も期待できます。

ござシーツのデメリット

ただござのデメリットを挙げるとすれば、少々硬くて寝心地が悪いということです。

クッション性もありませんし、寝心地を重視する人にはおすすめできないかもしれません。

それに質が悪いとチクチクしますし、体にござの跡が付いてしまうというのはデメリットでしょう。

また繊維ではないので基本的には洗濯もできませんし、い草の香りが受け付けないという人もいるのではないでしょうか。

い草には天然の抗菌、消臭作用があるので洗わなくても大丈夫ですが、気になる人は気になるでしょう。

基本的にお手入れは掃除機をかけたり、目に沿って水拭きや乾拭きをしたり、陰干しをする程度ですので、楽といえば楽ですね。

寝心地をとるなら麻の寝具

なお夏の涼をとるためにござを使うのもありですが、より良い寝心地を求めるなら麻の寝具がおすすめです。

寝具に使われる麻はリネンやラミーですが、どちらもシャリ感があって肌にべとつかず、なおかつ肌触りが柔らかいという特徴があります。

通気性や吸放湿性も高く、熱伝導率も天然素材随一なので、清涼感という面でも麻に軍配が上がるでしょう。

夏も快眠したいという目的なら、断然麻の寝具ですが、やはりござシーツより値段が高くなるというのがデメリットでしょう。

ただ麻は丈夫ですし、使用と洗濯を繰り返すたびに風合いが増すという特徴を持っています。

ござシーツは1,2年使えばダメになることが多いですが、麻の寝具は長年使えることを考えると、コスパが良いのは麻の寝具といえそうです。

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