安い冷感敷きパッドは冷たくない
昨今、温暖化の影響で、年々夏が暑くなっていますし、湿度も高くて寝苦しくてたまりません。
そんな中、少しでもひんやり感を味わいたいと冷感寝具が欲しくなります。
特に夏場は寝具の売れ行きも悪くなりますので、各社こぞって冷感寝具を開発し、販売しています。
ただいざ買ってみて、使ってみると全然冷たくない、という冷感寝具は多いと思いませんか。
個人的感想ですが、安い冷感敷きパッドの多くは、ほとんどひんやりしない気がします。
特に暑がりな男性や体格の良い人には、気休め程度の冷たさしかなく、むしろ蒸れるだけです。
しかし、昭和西川のクールリブのパッドシーツは数ある冷感寝具の中でも抜群の冷たさを誇ります。
全然冷たくない、安い冷感敷きパッドにうんざりしている人にとってもおすすめです。
昭和西川のクールリブシリーズ
クールリブは寝具メーカーの老舗、昭和西川の開発した冷感寝具シリーズです。
クールリブの中にも、Light(ライト)、Linen(リネン)、Cotton(コットン)、Fine(ファイン)、Relax(リラックス)、Super(スーパー)といったシリーズがあります。
どれも接触冷感度を示すQ-max値が高く、ひんやり感を味わえるのですが、特におすすめなのがファインとリラックスです。
リラックスとスーパーはQ-max値がともに0.4以上あり、確かなひんやり感を感じることができます。
しかしながらスーパーのパッドシーツはシングルサイズで2万超えなので、ちょっと手が出にくいです。
リラックスでもQ-maxは0.445もあり、十分冷たいですし、スーパーよりお求めやすいのでおすすめです。
またファインは若干冷感度が落ち、0.334ですが、ケットとして使うならちょうど良いひんやり感です。
ファインというシリーズからは、リバーシブルケットも出ているので、パッドシーツと合わせて使うと、さらに心地よい夏の眠りを手に入れることができます。
クールリブライト
クールリブの中でもお値段も安く、シングルの敷きパッドで5,000円とお求めやすいのがライトシリーズです。
2019シリーズはQ-maxが一番高く、0.480もあり、冷感度が高くなっているという特徴があります。
表地には接触冷感度の高いナイロンを100%使い、裏地は通気性の良いメッシュ生地になっています。
しかも中綿には温度調節機能に優れた綿を使用しているので、温度が一定に保たれ、熱ごもりを抑える工夫がされています。
ナイロンなのでポリエチレンに比べると快適さは劣りますが、このお値段を考えると納得のクオリティではないかと思います。
抗菌防臭性能に優れたポリジン加工がされているので、雑菌や臭いが発生しにくいのもおすすめです。
クールリブリラックス
クールリブリラックスは、熱伝導性の高い高分子量ポリエチレンを使用しており、なおかつ肌に直接触れやすいよう設計が工夫されています。
さらに吸湿性に優れたコットンも使用しており、綿糸がしっかり汗を吸ってくれるから、蒸れにくく快適に眠ることができるのです。
数ある冷感寝具の中でもコットンを使用しているものは少なく、ただ冷たいだけでなく、本当に快適に眠ることができるよう工夫されているのは、さすが西川といったところでしょうか。
クールリブリラックスを使っている人の実際の口コミはこちらです。
ひんやり気持ちいいちょっと高いかなと思いましたが、セールだったこともあり思い切って購入
寝る前にエアコンで少し冷やしてから寝ていますが、ひんやりして気持ち良いです
来年は掛け布団も購入したいです。
クールリブファイン
ファインというシリーズは、高分子量ポリエチレン糸と綿糸をストライプ状に織り込むことで、ひんやり感とさらさら感を両立しています。
リラックスよりも高分子量ポリエチレン糸が肌に触れる面積が少ないため、ひんやり感は落ちますが、ケットとして使うには十分すぎる冷たさです。
しかも、ファインのリバーシブルケットは、通気性と吸水性が良いため、ひんやり爽快な掛け心地です。
ひんやりするタオルケットや掛け布団はたくさんありますが、これほど爽快な掛け心地のケットはあまりないのではないでしょうか。
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