足がつるのは体の危険信号
夜睡眠中に、突然足がつるという経験をしたことがありますか。
若いころはこんなことなかったのに、年だなあと実感してしまいます。
そんなに頻繁に足がつるのでなければ、それほど心配はいりません。
しかししょっちゅう足がつるようであれば、あなたの体が何か危険信号を発しているのかもしれません。
睡眠中にまで足がつっていては、ゆっくり寝ることもできませんし、寝不足になる危険性もあります。
足のつりを治す応急処置
寝ているときに足がつってしまったら、とりあえず痛みを抑えたいですね。
よくあるのがこむら返りといって、足のふくらはぎがつってしまう人がいます。
こむら返りを治すには、座って足をまっすぐ伸ばし、手で足のつまさきを持ち、すねの方に引っ張ると良いです。
こうすることでふくらはぎの筋肉が伸び、筋肉の緊張がほぐれて、痛みが軽減するというわけです。
寝ているときに限らず、足がつることもあるので、このように応急処置すると良いでしょう。
足がつる原因はミネラル不足
ではなぜ睡眠中に足がつってしまうのでしょうか。
良く言われるのはミネラル不足で、カルシウムやナトリウム、マグネシウムといったミネラルが不足するため、足がつるのだといわれています。
ミネラルは汗や排せつ物と一緒に、体の中からどんどん出ていってしまうので、食事や飲み物で補給しなくてはいけません。
足がつると、筋肉を構成している筋繊維の一部が縮んでしまうため、痛みを感じるわけです。
ミネラルのバランスが崩れることで、筋肉を動かす神経に異常が生じ、筋線維のバランスが崩れてしまうのでしょう。
運動をしているときに足がつるのも、単純に筋肉疲労という可能性もありますが、大量に汗をかくことでミネラルが大量に流れ出てしまうことも原因として考えられるでしょう。
ミネラルはカルシウムやナトリウム、マグネシウムなど色々ありますがそれぞれ単独で摂取してもあまり意味がありません。
それぞれのミネラルが相互に影響し合って、それぞれの役割を果たしているからです。
例えばカルシウムが体の中に吸収されるのは、マグネシウムの働きが不可欠です。
食べ物と水分でミネラル補給
ですから寝ているときに足がつるのを防ぐには、ミネラルが不足しないように補給することが大切です。
睡眠中は大量に汗をかきますから、寝る前は水分をしっかりとって、ミネラルを補給します。
食べ物の中にも、ミネラルが豊富な食べ物があります。
例えばカルシウムが豊富なのは、牛乳やチーズなどの乳製品や小魚、海藻類、小松菜などです。
またマグネシウムが豊富な食べ物は、大豆製品や海藻類、ナッツ類、はまぐり、あさりなどの貝類、などでしょうか。
カルシウムとマグネシウムは非常に相性が良いので、一緒に摂取するようにしましょう。
なお干しエビなどは、カルシウムもマグネシウムも豊富なのでおすすめです。
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なお睡眠中に足がつるのはミネラル不足ということでお伝えしてきました。
しかし原因は一つではなく、疲労による筋肉の緊張であったり、運動不足や筋肉の衰えによる血行不良も考えられます。
ミネラル補給はもちろんですが、加齢とともに年々筋肉は衰えてくるので、定期的な運動は必要です。