ムアツスリープスパとは
テレビやCMで話題のムアツスリープスパをご存じでしょうか。
これまでムアツふとんはベーシックタイプ、2フォームタイプがありましたが、新たにスリープスパが加わりました。
なんとなく良さそうですが、実際何が違うのか分からないという人も多いでしょう。
値段は確実に上がっていますので、なんとなくでスリープスパを選びたくはありませんね。
今回はムアツスリープスパとこれまでのムアツふとんの違いをご紹介します。
ムアツふとんの歴史とスリープスパ
ではムアツスリープスパは何が変わったのでしょうか。
簡単に言えば、寝心地と機能性が大幅にアップしたというところでしょうか。
ムアツふとんの歴史は意外と古く、1971年の誕生以来多くのお客様に愛されるロングセラー商品です。
タマゴ型の形状の凹凸がいくつもある独特の形状をしており、点で支えることで体重圧を分散し、血行を妨げない敷布団ということで人気があります。
当時はその機能性に着目し、医療機関でも床ずれ防止などのために患者さんにも使われていたようです。
実際に使っていた寝返りの打ちにくい患者さんやお年寄りの方の評判も良く、血行が良くなって肩こりや腰痛、疲労も改善したという声もあったようです。
そんなこんなで約40年、ムアツふとんは健康敷布団の代表格として、昭和西川の代表的商品として活躍したわけです。
そして昨今進化したムアツ2フォーム、さらに進化したムアツスリープスパが誕生したわけです。
ムアツスリープスパの特徴
ムアツスリープスパといえば、マツコデラックスさんがCMのイメージキャラクターとして起用されています。
あの大きな体もしっかり押し返すムアツふとんはやっぱりすごいなという印象を受けます。
さて、ムアツスリープスパは具体的に何が変わったのかといえば、3フォーム構造になったというのが一番大きな変更点でしょうか。
しかも上層と中層がともに凹凸形状をしているため、身体にきめこまやかにフィットして体圧分散性がアップ、寝心地や寝返り性がよくなっています。
なんと1300にも及ぶ点が体をきめこまやかに支えてくれます。
ですから、これまでの1フォームや2フォーム構造のムアツふとんよりも、さらに体重圧をバランスよく分散し、理想の寝姿勢を保ってくれるというわけです。
また身体との接触面積が少ないため、血管を圧迫せず、血流を妨げにくいため、身体への負担が少なくなります。
さらに、上層と中層の間にも空気の通り道ができますから、通気性も改善しています。
通気性の良さは従来品の約2倍にも向上しているといわれます。
寝ているときのジメジメとした不快感も軽減、お手入れも風通しの良い場所に立て掛けておくだけで良いなど、お手入れのしやすさもアップしています。
ちなみに側地はこれまで同様、バクテリアの繁殖を抑えるポリジン加工がされていて衛生的ですし、取り外して洗濯機で丸洗いもできます。
ムアツスリープスパの種類
なおムアツスリープスパと一口に言っても、いくつかの種類があります。
これまでは丸めて収納できるのべタイプもありましたが、スリープスパはマットレスパッドを除き、基本3つ折りタイプです。
3フォーム構造になっているので、さすがに丸めるのは難しいのでしょう。
一般的なフロアタイプであれば、スリープスパはベーシックとプラチナムに分けられます。
ベーシックはさらに100ニュートンのスタンダード、120ニュートンのハード、プラチナムは100ニュートンのハイバウンド、140ニュートンのスーパーハードに分けられます。
一般的な体型の人であればベーシックでも十分な寝心地で、体格の良い人や硬めが好きな人は120ニュートンのハードを選ぶと良いでしょう。
なお、プラチナムは何が違うのかといえば、ハイバウンドは高弾性フォームを使用しているため、寝返りが打ちやすくなっています。
さらに、スーパーハードは大きな体の人でもしっかり支えてくれる硬めのタイプとなっています。
ちなみに厚さはベーシックもプラチナムもともに9センチです。