ムアツ布団の種類と選び方
昭和西川のムアツ布団をご存じでしょうか。
マツコ・デラックスさんを起用して話題になった、点で支える敷布団(マットレス?)のことです。
ムアツ布団をいざ買おうと思っても、実は厚み、硬さ、形状と、意外と種類が豊富にあることに気づきます。
しかしどのムアツ布団を選べば良いのか、正直わかりませんね。
店頭であれば店員さんに聞けばよいのですが、ネット通販ではそうはいきません。
ですから、ムアツ布団を買う時に迷わないよう、ムアツ布団の選び方を解説したいと思います。
ムアツ布団の厚みは9cmがおすすめ
まず、ムアツ布団の厚みですが、1枚で使うタイプは8cmと9cmがあります。
他にも7cmや13cmなど厚みが異なるタイプもあるのですが、8cmと9cmが多いです。
たった1cmの違いで何が変わるの?と思われるかもしれませんが、寝心地、へたりやすさ、安定感などかなり違います。
女性や体重の軽い方、お子さんなどは8cmでも良いですが、個人的には9cmをおすすめします。
9cmの方が、寝心地も良いですし、寝ていて安定感がある、さらにへたりにくいので、耐久性もあるのです。
もちろん8cmより9cmの方が重いですから、持ち運びが楽な方が良い方は8cmでも良いでしょう。
ただある程度身長や体重のある人は、9cmを選んだ方が体が沈み込まないので、体にかかる負担も楽になるのではないでしょうか。
ムアツ布団の硬さは100Nがおすすめ
次にムアツ布団の硬さですが、N(ニュートン)という単位で表示され、数字が大きくなるほど硬いということを意味します。
マットレスパッドなどは60Nなどもありますが、敷布団タイプでは90Nから140Nまであります。
この中で90Nが普通の硬さで、90Nを基準に硬さがアップしていくというわけです。
女性やお子さん、体重の軽い方などは90Nでも良いと思いますが、男性や体格の良い人は100N以上を選びましょう。
なお硬くなればなるほど、値段も高めになっていくので、よほど硬い布団が好みなのでなければ100Nで良いと思います。
110Nはアコハード、140Nはスーパーハードと呼ばれ、体格の大きい人が寝ても、体が沈み込まないくらい硬くなります。
正直100Nぐらいまでの硬さがあれば、十分硬いので、普通の体格であれば、体が沈み込む心配もないでしょう。
それ以上になると好みの問題になると思うので、硬い布団が好きな方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
なおムアツ布団には丸めることのできるのべタイプと、三つ折りタイプがあります。
のべタイプと三つ折りタイプで悩む人がいますが、ある程度硬さがあるものは丸めることができませんので、必然的に三つ折りタイプになってしまいます。
ですから丸められるか、三つ折りできるかで決めるより、硬さで選んだ方が良いと思います。
サイズはセミダブル以上がおすすめ
最後にサイズですがムアツ布団のサイズは、一般的な敷布団に比べて小さ目です。
どういう意図か分かりませんが、通常の敷布団のシングルサイズの幅が100cmに比べ、ムアツ布団のシングルサイズは91cmです。
つまり幅が9cm狭くなっているというわけです。
人間はどうしても寝ている間に寝返りをしますから、幅が9cmも短くなるのは致命的です。
手や足が布団からはみ出て宙に浮いている状態になったり、寝返ったタイミングで布団から落ちてしまうなんてこともあるかもしれません。
また無意識に窮屈に感じ、気持ちがリラックスできなくて快眠できない恐れもあります。
ですからシングルサイズを選ぶより、少し大き目のセミダブルを選んだ方がゆったり眠ることができます。
セミダブルであれば、幅が120cmもありますから、1人であれば余裕があります。
以上のことから、ムアツ布団は厚みが9cm、硬さが100N、そして1人であればセミダブルが良いことが分かりました。
とはいえ、どのムアツ布団を選ぶかは好みですので、参考程度に考えてくれれば良いと思います。
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