ご自宅の寝室は、一日の疲れを癒す空間になっていますか?
寝室は、一日の3分の1を過ごす空間です。
眠るだけだから・・・と、ベッドを置いているだけで、
インテリアには全くこだわっていない、という状態の方もいるかもしれません。
もし、朝起きたときに疲れが取れていなければ、寝室の空間を見直すことで改善されるのではないでしょうか。
コロナウイルスに振り回され、心も身体も疲れやすい今、安眠できるかどうかはとても重要です。
その日の疲れはその日のうちにリセットしたいものです。
寝室をリラックス空間にするには、
寝具を見直す、アロマを焚いてみる、間接照明を取り入れるなど様々ありますが、
今回は取り入れるとリラックスできる「カラー」をご紹介いたします。
ぜひ、記事を参考にご自宅の寝室を癒され空間にチェンジしましょう。
寝室に取り入れたい「癒しカラー」とは
▶ 気持ちを落ち着かせる「ブルー」
一番のおすすめは鎮静効果のあるブルーです。
人間は、青色を見るとリラックスモードに入り、次の活動に備えて身体と頭を回復させようとします。
これを「副交感神経」と言います。
一日の最後を過ごす寝室にブルーを取り入れ、目に入れるようにすると、
人間のアクセルと言われる「交感神経」より、「副交感神経」が優位になるため、
自然に安眠体制に入ることができるのです。
また、ブルーは空や海を連想させ、開放感のある色とも言われます。
日常のストレスをすべて投げ出し、気持ちを落ち着かせられそうですね。
ブルーはウッド調と合います。
寝具すべてブルーにする必要はないので、
画像のようにベッドスローやクッションに青色を取り入れるのもおしゃれです。
▶ 緊張感を和らげる「グリーン」
グリーンは自然を連想させるため、ブルーと同様、
気持ちをリラックスさせ、興奮を鎮める効果があります。
赤のように情熱的でもなく、青のように冷たいイメージでもないグリーンは、
中間色と呼ばれ、刺激の少ない色です。
安心感があり、穏やかな気持ちで眠ることができそうです。
寝具を緑にするのは抵抗がある方は、観葉植物を置くのはどうでしょうか?
しっかりお世話をする必要がありますが、
それ以上に植物から癒しの効果を得ることができると思います。
グリーンもまた、ウッド調と合う色なので、
ベージュや茶色などと合わせると、
本当に自然の中にいるような気持ちでリラックス効果が高まりそうです。
▶ 安定感のある「ベージュ・ブラウン」
ブルー、グリーンと同様、こちらもアースカラーです。
大地や土の色を連想させ、気持ちを落ち着かせます。
地味な色に思われがちですが、シックで大人な雰囲気の寝室を作ることができます。
ご自宅の床がフローリングの場合、
寝具の色と被ることもあるかもしれませんが、
寝室の小物にイエローやグリーンなどの差し色を取り入れれば、おしゃれな空間になりそうです。
寝室には向いていないカラーは?
✖ 緊張感を高める「レッド」
赤は交換神経を優位にし、アドレナリンの分泌を高めるので、脈拍数が増します。
そのため、身体が緊張したり興奮したりしてしまい、活動的なまま眠ることになります。
オシャレな色ですが、リラックス空間を作りたい場合は向きません。
寝室に使用する色は3色まで
ベースカラーも合わせて3色まででまとめましょう。
お部屋に統一感が出るという理由もありますが、
人は様々な色に囲まれると、落ち着かない傾向があります。
いかがでしたでしょうか。
自宅で過ごすことの多い今、
寝室のインテリアを変えてみるのも楽しく、気分転換になるのではないでしょうか。
ぜひ癒しカラーを取り入れ、寝室を癒し空間にしてみてはどうですか?