赤ちゃんに必要な布団と枚数は?
赤ちゃんにかける布団は何をどのくらいの枚数使ったら良いか、判断に迷うことはありませんか。
特に生後数か月は体温調節がうまくできませんし、どんな布団を何枚使うか大人がしっかり考えてあげなければなりません。
また肌がデリケートだし、体も小さいから、肌に優しい布団や軽い布団を使ってあげたいですね。
大人同様、夏と冬ではかける布団や枚数が変わってきますし、時間によっても変わるでしょう。
暑ければ足で蹴って布団をはぐこともあるでしょうが、新生児はそれすら難しいかもしれません。
赤ちゃんが今暑いのか寒いのか、意思表示がうまくできないので、大人がうまく汲み取ってあげなければなりません。
室温にもよりますが、冬は夏場よりも布団の枚数を多めにする必要があるでしょう。
綿毛布かタオルケットを使う
赤ちゃんに使う冬の布団は基本、綿毛布かタオルケットを使うようにしましょう。
これ以外の布団を使ってはいけないわけではありませんが、一番オーソドックスです。
昼間は夜間より気温が高めなので、綿毛布かタオルケット1枚で良いと思います。
夜間は冷え込むので、綿毛布かタオルケットの上に、軽めの掛け布団を加えると良いでしょう。
暑いか寒いか迷ったら、赤ちゃんの背中に手をいれて、汗をかいていないかチェックしてみてください。
背中に汗をかいている場合は暑すぎる可能性があり、冷たい場合は寒いと感じている可能性があります。
換気と湿度調節も忘れずに
布団だけでなく、部屋の換気や湿度の調節も忘れてはいけません。
冬は窓を開けると寒いので閉めっぱなしという人もいるでしょうが、新鮮な空気を取り入れるために短時間でも窓を開けるようにします。
またエアコンなどの暖房器具を使っている場合、部屋が乾燥して、湿度が低くなりがちです。
暖房器具の使いすぎに注意して、できれば夜寝るときはスイッチを切り、布団で温度を調整するのがベストです。
ただ寒さの厳しい地域にお住まいの方は暖房器具を使わずにはいられないという人もいるでしょう。
その場合は加湿器を使ったり、洗濯ものを部屋干しするなどして、快適な湿度を保つようにします。
赤ちゃんの寝巻選びは難しい
なお意外に難しいのは赤ちゃんの寝巻選びです。
冬は寝巻をたくさん着せたくなりますが、赤ちゃんは体温が高めなため、着せすぎると暑くて熟睡できません。
生後3か月までは大人より多めに着せても良いですが、体温調節機能の発達する3か月以降は大人より薄着でも良いくらいです。
ただあまりに薄着にしてしまうと、寝ている間に布団を剥いで寝冷えすることも考えられます。
その場合は寝巻を厚めにして布団を薄めにするか、スリーパーなどの着るタイプの綿毛布などを使っても良いでしょう。
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