寝具の豆知識

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意外と古い枕の歴史と異なる性能

枕で寝る女性
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枕の歴史は400万年

毎日当たり前のように使っている枕ですが、枕がこの世に誕生したのはいつごろか知っているでしょうか。

その時代、時代によって枕の素材や特徴、用途も異なっていたようですが、現在知られている最古の枕はアウストラロピテクスが使っていたといわれています。

アウストラロピテクスといえば最古の人類といわれ、約400万年前から200万年前に地球上に存在していたようです。

アウストラロピテクスが使っていた枕は石を砕いたもので、実際に睡眠時に使っていたのかは不明ですが、枕のような化石が見つかっているのは事実です。

私たちも枕を使わずにそのまま寝るよりも、枕を使った方が頭にかかる負担が軽減され、寝やすいと感じます。

私たちの祖先も、頭の下に手や腕を敷いて寝た方が楽だと本能的に感じ取っていたのだと思いますが、その代用品で木や石を使っていたのでしょう。

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羊毛布団が快眠できるメリット

牧場にいる羊
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羊毛布団の特長

羊毛布団は冬でも夏でも快適

羊毛布団とはその名の通り、羊の毛を使ったお布団のことです。

英語ではウールともいいます。

羊毛布団は決して安い布団ではありませんが、それを補うメリットがあります。

羊毛というと温かい、ふわふわでもこもこしていて、保温性が高い素材だと思われていませんか。

確かに保温性は羊毛の長所の一つですが、それだけではありません。

羊毛は保温性だけではなく、ふわふわとして柔らかいのに適度な弾力性もあり、布団にとっても適した素材で昔からファンが多いのです。

また意外にも吸湿性、放湿性にも優れており、夏場でもジメジメとして湿った感じがありません。

その秘密は渦を巻いたような形状のクリンプと呼ばれるちぢれにあり、空気を含んでいるために保温性が高く、通気性も兼ね備えています。

それに加え、湿気や人の汗を吸って温かくなるので、冬場でも体を冷やすことなく、しっかり温めてくれますので、快眠できるのです。

こうした特性を生かし、羊毛は敷き布団にも掛け布団にもよく使われます。

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人工羽毛プリマロフトは暖かくて経済的

プリマロフト
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人工羽毛とは

近年ダウン素材として人工羽毛が注目を集めているのをご存じでしょうか。

人工羽毛とはその名の通り、ダックやグースといった天然素材ではなく、人工的に作られた合成繊維の羽毛です。

以前は人工的に作られた布団は蒸れやすく、重いという欠点がありましたが、近年では劇的に性能が改善されてきています。

特に米国アルバニー社の開発したプリマロフトは天然羽毛と変わらないダウンパワーを誇り、保温力、軽さ、柔らかさも引けを取りません。

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シルクが持つ驚きの美容効果

シルク
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シルク寝具は高いだけではない

シルクの寝具というと高級、高いというイメージがあります。

確かに上質な艶となめらかな肌触りで、触れているだけで気持ち良く、なんとなく熟睡できそうな感覚はするでしょう。

 

しかしシルクが持つ力は実はそれだけではなく、美容にも良い効果を与えてくれるといわれています。

現代は美容に関心を持っている方も多く、美容のために毎月何万もかけている人もいると思いますが、シルクの寝具を使って寝るだけで美しくなれるとしたら、高いお金を払ってもそれだけの価値があると思いませんか。

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