すのこを敷いても布団にカビは生える

すのこ
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すのこで布団がカビにくくなる

布団のカビ対策として、我が家では布団の下にすのこを敷いています。

布団をフローリングなどに直に敷いていると隙間ができず、寝ているうちにかいた汗や湿気が布団から逃げることができません。

 

通常湿気は下へ下へ行く習性があるので、布団と床板の間に隙間がないと、布団の中に湿気がどんどんたまってしまいます。

そこで布団の下にすのこを敷くことで通気性が良くなって湿気が逃げ、布団がカビにくくなり、布団を清潔に保つことができます。

 

ある程度布団を敷きっぱなしにしていても、布団がカビにくいため、すのこはカビ対策にはもってこいというわけです。

すのこの材質は桐かヒノキがおすすめ

すのこに良く使われる木材は天然の木材をそのまま使用した無垢材といわれるものです。

無垢材は手を加えた木材に比べて吸湿性、放湿性が高いといわれています。

 

湿気が多いときは湿気をを吸収し、乾燥しているときにはため込んだ湿気を空気中に放出する湿気調整機能があり、布団を蒸れにくく快適な状態に保ってくれるわけです。

すのこに良く使われるの木材には、檜(ひのき)、桐、杉、パイン材がありますが、中でもヒノキや桐は湿気に強く、防虫効果もあり、強度もあって丈夫なので、すのこには最適な木材です。

 

強度でいえば桐より檜の方が強いですが、檜は高いですし、重量感があります。

一方で桐は檜よりも安いですし、湿気を吸収する力は檜より高いです。

 

また桐は軽いという利点がありますので、毎日折りたたむことを考えると、軽い桐の方が良いでしょう。

ただ丈夫で長持ちするのは檜、値段に糸目をつけない、敷きっぱなしなので重くても問題ないなら、檜が良いでしょう。

 

 

なおこちらのすのこベッドは檜を使用しており、国産、細かいところも配慮されており、品質も高いのでおすすめです。

安いベッドにありがちな粗さがありませんし、このお値段でひのきのすのこベッドが買えるのであれば言うことなしです。

 

すのこを敷いても寝心地は悪くならない

すのこを敷くと通気性が良くなる分、寒いのではないか、またごつごつしていて寝心地は悪くないのかと不安に思う方もいるでしょう。

しかし布団を床に直に敷くと、布団を通じて床の冷たさが伝わりますので、すのこを敷いた方が直敷きよりも暖かいといえます。

 

またすのこの上にマットレスを敷いたり、布団を敷いていれば、すのこの硬さもほとんど気にならず、寝心地は悪くないです。

ただ柔らかいベッドや畳に布団を敷いた場合と比べると若干硬さはあるかもしれませんし、布団がへたっていれば寝心地を悪く感じることはあるでしょう。

 

布団を敷きっぱなしにしているとカビる

毎回布団を仕舞うのが面倒で、万年床になるのもしょっちゅうでしたが、すのこを敷いておけば大丈夫だろうと高をくくっていました。

しかしここで注意しなくてはならないのが、布団がカビにくくなるということで、決してカビないわけではないことです。

 

全然カビが生えないので油断していると、布団の裏とすのこにびっしりカビが生えていました。

ですのですのこを敷いているからといって万年床にせず、布団を毎回上げたり、定期的に干すことは忘れてはなりません。

 

カビの胞子は空気中に浮遊しているので、カビの胞子が布団やすのこに付着することを避けることはできません。

カビは一定の温度と湿度、養分があればどんどんと成長していきます。

 

布団もすのこも定期的に干すこと

ただカビが成長するには時間もかかりますし、湿度を調整することでカビの成長を防ぐことができます。

すのこを敷くと布団がカビにくいのは、通気性が良くなることで湿気の上昇を防ぐことができるからです。

 

とはいえすのこを使ってもいくらでも湿度を下げられるわけではありません。

湿度が60%を超えると、少しずつでもカビが成長していきますから、布団を上げ、すのこを折りたたんだり、立てかけて風通しをよくすることが大切です。

 

また掃除をしてホコリなどのカビの養分を減らしたり、窓を開けるなどして空気の入れ替えをすることもカビ対策には効果的でしょう。

なお、すのこだと嵩張る、床が傷つく、きしむ、すのこ自体がカビてしまうことにお悩みの方も多いでしょう。

 

その場合すのこではなく、除湿シートの使用をおすすめします。

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