布団が干せない人の手入れの仕方

布団干し
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手入れが楽な布団を選ぶ

普段は仕事をしていてほとんど家にいない、家には寝に帰るだけという人も少なくないでしょう。

朝早く出かけて帰りも夜遅いという場合は、布団を洗濯する時間もないし、外に布団を干して出かけるわけにもいきません。

出かけている間に雨が降ることもあるでしょうし、そもそも夜遅くまで布団を干していると逆に湿気を吸って布団が湿っぽくなってしまいます。

おそらく布団の手入れができるのは休みの日ぐらいではないでしょうか。

毎日仕事が忙しくて布団が干せないという人ほど、実はゆっくり休むためには布団の手入れが重要です。

布団を干したり洗濯する時間がなければ、なるべく手入れの楽な布団を選ぶべきです。

手入れが楽なのは羽毛布団と羊毛布団

布団なんてどれも一緒と思っていたら大間違いです。

羽毛布団や羊毛布団は他の繊維を使った布団に比べて、手入れがとても楽です。

布団の手入れといえば、布団を干すことがメインになってきます。

なぜ布団を干すのかというと、布団を乾燥させることに意義があります。

布団を乾燥させることで中綿がふっくらとしたり、ダニやカビといった雑菌を殺菌することができます。

羽毛布団と羊毛布団の手入れが楽なのは、乾燥しやすいからです。

布団を干す回数も時間も少なくて良いし、そもそも普段は陰干しでも十分乾燥してくれます。

1年中使える羊毛敷布団をおすすめしたい理由に、おすすめの羊毛布団をご紹介しています。

綿や合成繊維の布団は乾燥しにくい

なお綿布団や合成繊維が使われた布団は乾燥しにくいといわれています。

そのため忙しくて布団が干せない人は、綿布団や合成繊維の布団を使わない方がベターということになります。

羽毛布団や羊毛布団は綿布団や合成繊維の布団に比べると高いです。

しかし頻繁にお手入れをしなくても、布団が機能面でも衛生面でも劣化しにくいので、快眠しやすくなります。

総合的に考えると、羽毛布団や羊毛布団はお値段以上の価値はあると思います。

普段は陰干し、休みの日に天日干し

では具体的に羽毛布団や羊毛布団はどのように手入れをすれば良いのでしょうか。

平日は仕事が忙しくて布団を外に干せないという人は、家の中で陰干しをすれば十分乾燥します。

できれば窓を開けて風通しの良い場所に干すのをおすすめします。

専用の布団干しがあれば良いですが、なければシングルハンガーやダブルハンガー、椅子などでも代用可能です。

しかし窓を開ける時間すらないという人は、扇風機や除湿器をかけて、布団に風があたるようにすれば良いでしょう。

タイマーをセットしておけば外出していても、自動的に電源がオフになるので付けっ放しになる心配もありません。

なお休みの日は雨が降っていなければ、天日干しをしてあげるようにします。

羽毛布団であれば月に1,2回程度天日干しすれば十分といわれています。

ただし布団を干すときは、カバーを付けるなどしないと、生地が傷んでしまうので要注意です。

敷き布団はこまめに干すべし

なお掛け布団よりも敷き布団の方がこまめに干した方が良いといわれています。

というのも掛け布団よりも敷き布団の方が湿気が溜まりやすいからです。

ちょっと干すのをサボっていると、湿気をたくさん吸って敷き布団がへたったり、ふにゃふにゃになってしまいます。

羊毛布団は乾燥しやすいですが、それでも敷き布団の場合、週に1回は日に干すのが理想です。

それも難しい場合は日々陰干しをすることをおすすめします。

なお万年床になりがちという人は除湿シートを使うのもおすすめです。

布団のカビを防ぐ除湿シートの効果はこちらをご覧ください。

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