枕の加齢臭が洗濯しても取れないのはなぜ??

taylor-deas-melesh-Z98zveFxqdY-unsplash
Pocket

なかなか落としにくい加齢臭

年齢とともに身体から出てくるニオイと言えば加齢臭です。

そのニオイは人によって微妙に違いがありますが、多くの場合、古本屋さんにいる時のようなニオイ、生臭いようなニオイ、ろうそくのようなニオイ、チーズのようなニオイ、ほこりのようなニオイといった表現で例えられています。

 

少なくても良いにおいではなく、どちらかというとすぐにでも避けたい嫌なニオイの部類です。

このニオイの原因はノネナールという物質です。

 

寝具、特に枕は頭や首、耳の裏などが寝ている間ずっと触れているため、加齢臭が付きやすいのです。

洗濯しても臭いが取れないという場合はどうすればよいのでしょうか。

ノネナールは不飽和アルデヒドの1種で青臭く油臭いにおいを放つ成分です。

40代を過ぎたころから、男性女性問わず、身体の老化が原因でホルモンの働きが悪くなります。

 

若いうちはホルモンが活性化されているので皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化しないのですが、ホルモンの働きが悪くなると皮脂腺から分泌される脂肪酸が酸化し、嫌なニオイのノネナールが発生し、増加してしまうのです。

この加齢臭は頭皮・耳・耳の後ろ・鼻の脇、脇の下、背中の中央、胸などの皮脂腺から発生しやすいため、当然枕にも付着します。

 

一度付いた加齢臭は、厄介なことに普通の洗濯だけではなかなか落としにくいという特徴があります。

皮脂が酸化したものなので、ノネナールのニオイの他にホコリや食べかす、垢などの汚れも吸着し、さらに汚れにくくなるだけでなく、黄ばみの大きな原因にもなります。

 

洗濯の水を節約するためには、洗濯物は一緒に洗濯したいところですが、加齢臭の付いた枕というのは分けて洗濯することをおすすめします。

実際に一緒に洗濯をしてしまうと、ノネナールのニオイが付いている枕のニオイが他の洗濯物に拡散してしまう可能性は高いです。

 

なぜならば枕に付着した加齢臭というのは、放置するといたるところに染みこみ、あちこちに臭いが広がってしまうので、洗濯機の中でも同じようになることが考えられるからです。

それほど加齢臭というのは耐えがたく、困ったニオイなのです。

 

枕に付いた加齢臭を柔軟剤で消せる?

ご家庭で洋服などを洗濯する際、柔軟剤を入れていますか?

乾いた後ゴワゴワ感が無く、着る時もすんなりと柔らかく衣類を着ることが出来る柔軟剤は大変便利で重宝します。

 

香りも様々な商品が売られており、好みの香り・価格の物を使用されている方は多いと思います。

今その柔軟剤の中で、ただ衣類を柔らかく、肌触りよくするだけでなく、本格的に衣類の消臭が出来る柔軟剤が販売されており、話題となっています。

 

柔軟剤は良い香りが大好きな女性にも大人気ですね。

アロマの効果のあるものや液体に含まれるものだけ出なく、ビーズ状の香りの入ったものを配合してあり、香りの効果が持続するものなども売られています。

 

まるでフレグランスのように香るものもあり、好みで選ぶことが出来ます。

男性や加齢臭に悩む方にとって今注目の柔軟剤は香りでごまかすのではなく、ちゃんと消臭と防臭効果のある柔軟剤です。

 

洗濯だけでは落としきれなかった加齢臭などのニオイを消臭・防臭効果のある柔軟剤を使用すると化学変化で無臭化してくれるのです。

ですから商品によっては柔軟剤の使用が禁止されているものもあるかもしれませんが、枕を洗濯する際も柔軟剤を使用することをおすすめします。

 

消臭・防臭効果のある柔軟剤が枕に付いた加齢臭の悩みを解決する大きな役割を果たしてくれます。

 

消臭・防臭効果のある柔軟剤はメリットがいっぱい

消臭・防臭効果のある柔軟剤は加齢臭対策にオススメであり、試してみる価値大の商品です。

枕の生地や枕カバーも柔らかく気持ちよくなり、肌触りのよくなるのも魅力です。

 

さらにその他にもメリットがあります。

柔軟剤を使用すると洗剤だけで洗濯した場合よりも脱水時の水切れが良く、早く乾きます。

 

そのため加齢臭だけでなく洗濯物の部屋干しの嫌なニオイを防ぐことも出来ます。

また、柔軟剤の成分が繊維の表面に滑らかなベールのように覆うため花粉をガードし、静電気の発生も抑えてくれます。

 

静電気が苦手な方や花粉症に悩まされている方にとっても試してみる価値大です。

その他に生地のダメージも最小限に抑えることが出来るので、枕が長持ちするメリットもあります。

 

このように柔軟剤には生地を柔らかくし、香りを放つ効果の他に消臭・防臭・速乾性・花粉や静電気からのガードし、枕も長持ちするなど嬉しいことがいっぱいです。

洗濯物の様々な悩みからサヨナラできますので、忙しい毎日の洗濯にやりがいと楽しさをもたらせてくれます。

 

賢い加齢臭の洗濯方法・柔軟剤使用方法とは

枕に付いた加齢臭のニオイとさよならするための上手で賢いお洗濯の仕方と柔軟剤の使用方法についてご紹介しましょう。

 

洗濯洗剤選びも大切

柔軟剤だけでなく、まずは洗濯洗剤にも消臭・防臭効果に優れたものが販売されています。

多くの種類があるので人気度やレビューなど比較サイトで調べてみて、人気の高いものから試してみるのがおすすめです。

 

まずは酸素系漂白剤で付け置き

枕に加齢臭がしみこみ、汚れも多く付着していたらまずは酸素系漂白剤で浸け置きをするのがおすすめです。

酸素系漂白剤は塩素系漂白剤よりも使用できる商品の幅も多く、漂白してくれるほか、皮脂の汚れを分解し、臭いを取り除いてくれる効果が期待できます。

 

お風呂のお湯程の温度の中に酸素系漂白剤を溶かし、加齢臭の付いた枕を浸けます。

1時間程度経過したら通常通りのお洗濯をするだけです。

 

この時に消臭効果のある洗剤を加え、最後に消臭効果のある柔軟剤で仕上げましょう。

手触りは滑らか、すっきりとした乾きで嫌なニオイともサヨナラとなり、今までの苦労から解放されます。

 

そもそも枕が洗えないとだめ

こちらで紹介している方法は洗濯を前提としているため、そもそも枕を水洗いできないといけませんね。

低反発の柔らかさが人気のウレタンなどは水洗い不可なので、枕カバーを使用し、定期的にカバーを洗濯するしかないでしょう。

枕を購入する際は洗えるかどうか確認してみましょう。

 

そのほかの加齢臭対策

消臭・防臭効果の高い洗剤や柔軟剤を使用し、枕の加齢臭対策が出来るようになれば枕のニオイに関しての心配はなくなります。

しかし、せっかく枕のニオイが取れても根本的な加齢臭発生させる自分自身の加齢臭対策を行わないと、また新たに加齢臭の嫌なニオイをつけてしまうことになります。

 

加齢臭と本気でサヨナラしたい場合は加齢臭を発生させない体に改善していくことが大切です。

加齢臭対策に大切なのは身体の酸化を抑える事です。

 

出来るだけ規則正しい生活を心掛け身体のダメージを長引かせないように睡眠を十分にとるようにしましょう。

食生活もとても重要です。

 

ノネナールの発生を抑えるためには脂っこい食べ物、つまり脂肪を控えめにすることです。

脂肪が多いと活性酸素により酸化した過酸化脂質に変化しやすくなります。

 

過酸化脂質はノネナールが発生する大きな要因となるので注意が必要です。

野菜を多めにし、脂っこいものはあまり食べ過ぎないように注意しましょう。

 

和食中心の食生活に切り替えると大幅に加齢臭が減るのがわかります。

全く食べないのではなく、控えめを意識するだけでも違いますので徐々に意識して食生活を変えていきましょう。

 

加齢臭を防ぎたいけど野菜が苦手であまり食べられないという方はサプリメントなどで補うと良いでしょう。

加齢臭対策に最適な抗酸化作用のある野菜を抽出してできたサプリメントなど豊富に販売されています。

 

自分に合うサプリメントを見つけ、まずは2ヵ月ほど続けてみましょう。

また、加齢臭はストレスも活性酸素が増える大きな原因となります。

 

ストレスはこまめに適度な運動やカラオケ、趣味など楽しめることで発散しましょう。

お風呂はシャワーだけでなく、出来るだけ入浴をして身体の循環を良くしましょう。

 

ボディソープや石鹸も加齢臭対策ものが豊富に販売されています。

お肌に合うものを選び、優しく丁寧に洗い上げ、すっきりと臭いと汚れを落とせば安心です。

 

加齢臭はちょっと自分が意識を変えることで臭いを最小限に抑えることが出来、体質も改善することが出来ます。

悩んでいる時間を即実行に変え、加齢臭とさよならしましょう。

Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*