おすすめマットレスメーカーとそれぞれの特徴

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マットレスメーカーとそれぞれの特徴

マットレスと一口にいっても、さまざまなメーカーがマットレスを出していますし、それぞれ特徴も異なります。

体を支えてくれるマットレスですから、熟睡できるかどうかを左右する寝具といっても過言ではありません。

好みにもよりますが、体格によっても自分に合ったマットレスは異なります。

値段が高ければ良いマットレスというわけではありませんが、高級メーカーのマットレスは確かに寝心地が格別です。

マットレスが合えば、疲労が回復したり、肩こりや腰痛が解消したり、ぐっすり熟睡できるかもしれません。

中でもおすすめしたいマットレスメーカーをいくつかピックアップしてみますので、参考にしてください。

アメリカの3大マットレスメーカー

マットレスは元々欧米で発達した寝具ですから、欧米の高級マットレスは確かに良いものが多いです。

アメリカで有名なマットレスといえば、シモンズやシーリー、サータの3Sブランドのマットレスでしょうか。

どのマットレスも圧巻の寝心地で、リッツカールトンや帝国ホテルなど、日本だけでなく世界の一流高級ホテルでも採用されています。

どれも魅力的なマットレスメーカーですが、それぞれに特徴や若干の違いもあります。

シモンズのマットレスは硬め

シモンズは1870年から続く米国の老舗メーカーです。

アメリカの3大マットレスメーカーのマットレスの中では硬めで、しっかりした寝心地という特徴があります。

実は、今では馴染みのあるポケットコイルですが、なんとポケットコイルマットレスを開発したのがシモンズです。

ポケットコイルはそれぞれのスプリングが独立しているため、それぞれのコイルが独立して伸縮し、体を点で支える構造になっています。

そのためスプリングマットレスの中でも、体圧分散性が高く、寝心地が良いという特徴があります。

また体にフィットしてスプリングが動くので理想の寝姿勢を保ちやすく、2人以上で寝ても横揺れの心配が少ないのです。

ですから、ダブルサイズ以上のスプリングマットレスを購入する場合は、ポケットコイルを選んだ方が良いかもしれません。

ただスプリング一つ一つをそれぞれ不織布で包んでいるため、製造コストが上がり、マットレスの値段も高くなります。

なおスプリングマットレスに使われるコイルの太さや高さはそれぞれ異なり、それぞれ弾力性が変わってきます。

線径が1.9mmのゴールデンバリュー、線径1.7mmのニューフィット、さらに細い線径1.2mmのスムースフィットなどがあります。

またコイルの長さも、5,5インチ、6.5インチ、7.5インチ、8.25インチと分けられます。

一般的に体格の良い人や体重の多い人は、太くて高さのあるコイルを使ったマットレスを選んだ方がしっくりきやすいと思われますのでゴールデンバリューがおすすめです。

ゴールデンバリューはシモンズのベッドの中でも、人気のあるシリーズのマットレスで、高級ホテルでも良く使われています。

コイルの長さは6.5インチのマットレスが多いですが、6.5インチでも十分すぎるボリュームとクッション性があります。

一方女性や細みの方は、細めのコイルを使用したニューフィットやスムースフィットを選んでも良いでしょう。

サータのマットレスは少し柔らかめ

同じようにサータのマットレスも、ポケットコイルを採用しています。

ただサータのマットレスは、高触感ウレタンやジェルメモリーフォームを使用しており、シモンズのマットレスよりソフトなタッチがあります。

どちらかというと、シモンズのマットレスの方が硬めで、しっかりとした寝心地があり、サータのマットレスは少し柔らかめです。

サータのマットレスが柔らかいのは、スプリングと独立したピロートップの部分に、軟質ポリウレタンフォームやプロファイルソフトウレタンなど、性質の異なる厳選されたさまざまな詰め物を使用しているからです。

またサータのマットレスは場所によって線径の異なるコイルを使用しており、弾力性が異なるような工夫がされています。

例えば荷重のかかりやすい腰や臀部は太目のコイルを使用し、頭や足を置く部分は細めのコイルを使用しています。

これにより、バランスの良い体圧分散が行われ、へたりが偏りにくくなっており、耐久性も向上しています。

さらにサータのマットレスはキルティングにも工夫を施し、一般的なマットレスに使われる連続キルトではなく、ジャンプキルトを採用しています。

ジャンプキルトにすることで、圧力がかかったときに生地が引っ張られるような感覚を緩和し、生地の面でも体圧分散性を向上させています。

またサータのマットレスの特徴としてもう一つ、ファイヤーブロッカーという繊維を標準装備していることが挙げられます。

このファイヤーブロッカーを採用することで、マットレスが燃えにくくなり、火災や有害物質の発生を遅らせることができるわけです。

ファイヤーブロッカーに火が移っても燃え広がらず鎮火しますし、ファイヤーブロッカー自体が燃えても有害物質が発生しません。

マットレスに安全性を求めている人には、サータのマットレスのこういった機能は有難いものです。

シーリーのマットレスはふんわり柔らかい

最後にシーリーのマットレスですが、米国の3大マットレスの中では柔らかいという特徴があります。

雲の上で寝ているような、ふんわりした寝心地を求めている人は、シーリーのマットレスが良いかもしれません。

中でもハイグレードモデルのクラウンジュエルは、体を優しく包み込み、まるで宙に浮いているような寝心地を味わえると評判です。

シーリーのマットレスのコイルは連続スプリングですが、ポケットコイルにも劣らない体圧分散性を持つ、独自のポスチャーテックコイルを使用しています。

ポスチャーテックコイルは荷重が大きくなると反発力が増すという特徴があり、体の重さに合わせて適切な反発力を生み出します。

これにより、体重や体格が異なっても、それぞれに理想の寝姿勢をサポートすることができるわけです。

さら体の部位別にゾーンを区切り、クッション層に異なる素材を組み合わせた、プレッシャーリリーフ・インレーもシーリーのマットレスの特徴です。

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