安い敷布団はコスパが悪い!?いいやつは2万円以上?

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安い敷布団はコスパが悪い?いいやつは2万円以上

敷布団なんてなんでもいい、安い敷布団でいいと考えてはいませんか。

安くていいものが欲しいのは世の常ですが、敷布団はある程度高いものを買った方がコスパが良かったりします。

 

安い敷布団で寝ていると疲労が溜まったり、腰痛や肩こりなど、体を痛めてしまって、余計に病院代やお薬代がかかることもあります。

それに安い敷布団は持ちも良くないことが多いので、短いスパンで買い替えて結局高くついてしまうこともあります。

安い敷布団がおすすめできない理由

結論からいうと、ある程度高い敷布団は品質が良いため、寝心地が良くて長持ちする敷布団である可能性が高いです。

安い敷布団は元々薄いものもありますし、へたりやすい、吸放湿性がないなどの理由から1,2年でダメになることがあります。

 

結果体をしっかり支えてくれないため、寝心地が悪かったり、腰痛や肩こりが悪化するなんてこともあります。

個人的見解もありますが、1万円未満の数千円の敷布団はあまりおすすめしません。

 

1万円以上か、できれば2万円前後の敷布団を選ぶようにしましょう。

何故安い敷布団はへたりやすいのでしょうか。

色々理由はあるでしょうが、下記のような理由が考えられます。

 

  • 元々質の悪い素材を使っていたり構造が十分でない
  • 湿気を放出しないため、側地や中素材が劣化する

 

ある程度高い敷布団だと3年から5年は使えるのに、安い敷布団だと1,2年でダメになることもあります。

安い敷布団で良いと思っても、買い換えを繰り返すことでかえってお金がかかってしまうこともありえます。

 

5000円程度の敷布団では体をしっかり支えてくれず、最初から底付きしたり、寝姿勢が悪くなる恐れがあります。

体圧を分散してくれず、体が痛くなったり、肩こりや腰痛を悪化させてしまうかもしれません。

 

寝付きの良くない方はこのような敷布団を使うことで、さらに寝付きが悪くなり、熟睡できないことにもつながります。

どんな人にも合う敷布団はありませんし、体重や筋肉量、好みの寝心地によっても最適な敷布団は変わってきます。

 

ただ安い敷布団ほどリスクが高くなるということは覚えておきましょう。

価格だけがすべてではありませんが、1万円以上の敷布団だとある程度リスクは軽減できます。

 

では1万円以上の敷布団といっても、星の数ほどあるので選ぶのが難しいです。

敷布団を選ぶときに重要になるのが硬さ、反発力、体圧分散性です。

 

体重で硬さを選ぶ

敷布団の硬さは硬い方が良いのでしょうか、それとも柔らかい方が良いのでしょうか。

硬さに関していえば、体重が多いほど、硬めの敷布団が合いやすく、体重の軽い人ほど、柔らかめの敷布団が良いです。

 

というのも、体重の重い人は柔らかい敷布団では体を支えきれずに沈み込んでしまうからです。

一方で体重の軽い人は硬い敷布団だと体が全く沈み込まないため、フローリングや畳の上に寝ているような寝心地になってしまいます。

 

敷布団の硬さを選ぶときは、ご自身の体重を参考にすると、自分に合った敷布団を選ぶことができるでしょう。

よくウレタンフォームを使った敷布団に、N(ニュートン)という単位が用いられることがあります。

 

N(ニュートン)で表すならば、100Nを基準に選ぶと良いと思います。

普通の体格の人であれば、100N前後が硬さが寝心地が良く、体もしっかり支えてくれる硬さです。

 

痩せ型の人や女性、子供や高齢者など、体重の比較的軽い人は70Nから100Nぐらいの硬さが合いやすいでしょう。

一方で体格の大きな人、特に筋肉質の男性や大柄な人は110N以上の硬さの敷布団を選ぶと、体が沈み込むことも少なくなります。

 

反発力はある程度合った方が良い

反発力に関していえば、体重の重い人は高反発、軽い人は低反発が良いといわれています。

というのも、体重の軽い人は低反発でも体が沈み込みすぎず、包みこまれるような寝心地で体圧を分散し、体にかかる負担も少なくなるからです。

 

一方で体重のある人は低反発だと体を支えきれず、底付きしてしまったり、寝返りがしにくいと感じることがあるため、高反発が良いとされているのです。

高反発の敷布団であれば体をしっかりと支えてくれて、なおかつ寝返りも打ちやすいでしょう。

 

しかしながら、体重の大小に限らず、反発力はないよりもあった方が良いといえます。

いくら体重の軽い人も、低反発すぎると寝返りのしにくさを感じることがありますから、ある程度反発力が合った方が寝返りも打ちやすいです。

 

逆に反発力が強すぎると、体重の軽い人だとフローリングや畳の上に寝ているような感覚になり、肩や腰に負担がかかる恐れがあります。

反発力が強すぎる敷布団を選ばなければ問題ありません。

 

手入れがしやすくて耐久性の高い敷布団を選ぼう

敷布団は耐久性が悪いと、すぐにへたって使い物にならなくなります。

耐久性が高い敷布団を選んだ方が体を傷める心配も少なくなりますし、買い替えのリスクも軽減できます。

 

安い敷布団と高い敷布団の違いは、この耐久性にも顕著に表れており、耐久性の高い敷布団は値段も高い傾向にあります。

敷布団の中材に使われてるウレタンや固綿などは3年から5年が寿命といわれています。

 

一方でマットレスに使われるようなポケットコイルなどは耐久性も高く、5年から10年は持つといわれています。

ただコイルを使用していると、敷布団自体も重くなり、上げ下げや天日干しが難しいため、逆に劣化が早くなる恐れもあります。

 

手入れがしやすくて耐久性の高い素材を使った敷布団を選ぶのが一番でしょう。

詳しくはお手入れが簡単な敷布団の選び方を参考にしてください。

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