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のびのびシーツなら買い替え不要!?
シーツには布団用とベッドマットレス用のほか、ボックスシーツとフラットシーツが存在します。
昨今このボックスシーツを進化させた、のびのびシーツがあるのをご存知でしょうか。
形状はボックスシーツなのですが、伸びる生地を使用しているため、布団やマットレスにつけやすいんです。
さらには同じサイズでシングルとセミダブル両方に装着できて、ぴったりフィットする便利なシーツです。
もちろんボックスシーツには多くのメリットがあり、人気がありますが、それを凌ぐ機能性を誇るのがのびのびシーツなのです。
なぜそんなにのびのびシーツが優れているのか、少しご紹介したいと思います。
ボックスシーツのメリットとデメリット
ベッドメイクが簡単
ボックスシーツはヘム部分にゴムを使用しており、布団やベッドにすぽっとかぶせるタイプのシーツです。
シーツは汚れやすいので割と頻繁に洗濯をしなければならず、毎回取っては着けるという手間が発生します。
その点ボックスシーツはベッドメイクが簡単なので、手間をかけたくないという人にはおすすめといえます。
それからゴムが布団やベッドにぴったりフィットしてくれるため、ずれにくいというメリットがあります。
一方フラットシーツは言ってしまえば1枚の布、ピンとシワを伸ばし、ヘリを布団やベッドに滑り込ませるようにして装着します。
ですからボックスシーツに比べて装着するのが大変なのです。
固定されてずれにくい
ボックスシーツはゴムを使用している分、布団やマットレスにしっかり固定して装着されるため、ずれにくいというメリットがあります。
フラットシーツは布団やマットレスの下に滑り込ませているだけなので、寝ているときにずれやすいのです。
そのため引っ張ったら当然に外れてしまいますし、寝ているときの体の動きでずれてシワができてしまうことがあります。
シワが寄ると凹凸ができるので寝ていて気になりますし、朝起きたらシーツがめくれて布団やマットレスを保護できていないということもありうるでしょう。
サイズがぴったり合っていないとダメ
しかしボックスシーツにもデメリットがあり、サイズがぴったり合っていないとたるみができたり、逆に入らないこともあります。
というのも、シングルサイズといってもメーカーによって幅や長さが異なっていることがあるからです。
そのためきちんと長さまでサイズを確認、あるいは測ってから買わないと、いざシーツを買っても入らない、あるいは大きくて余ってしまうということもあるでしょう。
当然ながらシングルサイズはシングルサイズのマットレスや布団にしか入りませんし、基本的に他のサイズに応用することはできません。
多少のサイズ違いに対応できない
ボックスシーツは縦横、そして厚みまでしっかりあっていないと入らなかったり、逆に生地が余ってたるんでしまうことがあります。
その点フラットシーツは1枚の布なので、多少の幅や長さ、厚みが異なっても対応できます。
マットレスや布団を買い換えたらサイズが微妙に違う、厚みが変わっていてシーツが使えなくなったという経験はありませんか。
特にマットレスは商品によって10cmから30cmと厚みが全く異なるため、今まで使っていたシーツが使えなくなるということは多いです。
その点布の大きさがカバーできる程度なら、サイズの違いに対応できるのがフラットシーツのメリットといえます。
メーカーや国内か海外かによって差はありますが、フラットシーツのサイズは下記の通りです。
フラットシーツのサイズ
- 敷布団用シングル 150×250cm
- 敷布団用ダブル 175×250cm
- ベッド用シングル 180×280cm
- ベッド用ダブル 190×280cm
上記がフラットシーツのサイズですが、敷布団で縦横に50cm、ベッド用で縦横に80cmほど大きく作られています。
10cmほど布団やマットレスの下に挟むとして考えた場合、敷布団で15cm、マットレスで30cmの厚みまで対応できるサイズであることがわかります。
きれいに畳めない
またボックスシーツはゴムを使用しているため、折りたたもうとしてもクルっと丸まってしまいます。
きれいに折りたためないということは、干しにくく、そして畳みにくいということです。
きれいに畳めないため、使わない間収納していると、くしゃくしゃになってしまうということも多いです。
気にならない人は気にならないでしょうが、几帳面な人にとっては地味に嫌ですよね。
このようにメリット、デメリットのある双方ですが、どちらかというとボックスシーツの方が人気があるようです。
巷ではボックスシーツの方が多く出回るようになり、最近はフラットシーツをあまり見かけなくなりました。
当然数が多く出回っているので、ボックスシーツの方が種類が豊富です。
デザインやカラーバリエーションも多いので、自分好みのシーツを見つけやすくなりますね。
こんなにすごい!のびのびシーツの特徴
サイズ違いもカバー
さてこんなボックスシーツのデメリットを解消したシーツ、それがのびのびシーツです。
ボックスシーツのデメリットの一つに、メーカーや商品の違いによって生じる大きさや厚みの違いに対応できないというデメリットがあります。
布団やマットレスの幅や長さだけでなく、厚みまで考慮しないと失敗してしまうことがあります。
しかしのびのびシーツであれば伸びる生地を使用しているため、多少のサイズ違いはカバーしてくれるのです。
商品にもよりますが、2倍から3倍まで生地が伸びるものもあり、最大で40cmぐらいの差まで対応してくれるものもあります。
ということはメーカーや商品(国内か海外か)によって生じる多少の誤差にも対応できるということです。
また同じのびのびシーツで敷布団とマットレス両方に装着でき、サイズ違い(シングル→セミダブル)まで対応できるものもあるでしょう。
事前に正確に布団のサイズを把握していなくても、あるいはマットレスを買い換えても大体対応できるというわけです。
布団にぴったりフィット
ただこれだけサイズの異なる布団に対応できるとなると、たとえ装着できてもパツパツになったり、逆にたるみができるのではないかと心配になりますね。
しかし伸縮性に優れたのびのびシーツは生地が伸び縮みするため、サイズが異なる布団やマットレスであってもぴったりフィットしてくれるのです。
とはいえすべてののびのびシーツが同じようにフィットしてくれるとは限りません。
特に対応サイズがあまりに幅広いのびのびシーツであると、パツパツで装着が大変、あるいはゆるゆるで生地が余ってしまうこともあるようなので、注意が必要です。