話題の重い毛布とは?圧迫刺激で睡眠不足を改善

快眠の女性
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ニトリさんで話題の重い毛布とは

冬の暖をとるために欠かせない毛布、あなたはどんな毛布を使っていますか。

やっぱり体を圧迫するような重い毛布よりも軽い方が良いですよね。

 

しかし最近あのニトリさんで重い毛布が販売されて以来、SNSでも話題になっており、想像以上の反響があるそうです。

どうやら重い毛布の包み込まれているような安心感が魅力とのこと、一体どんな毛布なのでしょうか。

重い毛布で安心できる

重い毛布、果たしてどれくらい重いのかというと、シングルサイズで約4.5kgもあるそうです。

おそらく1枚ものと2枚もの、素材によっても違いがありますが、約2kg前後の重さの毛布が多いのではないでしょうか。

 

ですから一般的な毛布の約2倍の重さがあり、昔使われていた木綿布団と同じくらいの重さがあります。

なぜ重いかというと、中に特殊なガラスビーズが入っており、ビーズクッションのような感触です。

 

適度に加重しつつ、特殊なキルトで体に沿うようにフィットしてくれますので隙間から冷気が入るのも防いでくれます。

また重いので寝ているときにずれる心配もなく、起きたら毛布を掛けていなかったということもないでしょう。

 

特徴としては寝ているときに包み込まれているような安心感を与えることで、赤ちゃんのようにぐっすりと深い眠りにつくことができるということです。

ニトリさんでは6000円ぐらいで販売されていましたが、似たような商品で「Gravity Blanket」「加重毛布」「重力ブランケット」などと呼ばれる毛布もあります。

 

なお大人用に設計された重さになっているので、お子さんの使用は想定していないので、使う場合はご注意ください。

なおニトリさんの重い毛布は約4.5kgですが、もっと重い毛布もあり、7kgとか11kgあるものもあるようです。

 

この適度に圧迫を与えることで安心感を与えてリラックスさせる手法は「圧迫刺激」といわれます。

実際、自閉症や不安障害、ADHDの人などに圧迫刺激を与えることで精神を落ち着かせることがあるようです。

 

またある研究では体重の約7%から12%の圧力がかかると、快眠物質のセロトニンの分泌が増えるといわれています。

セロトニンが分泌されることで睡眠の質が高まるという理論から、重い毛布が開発されたのでしょう。

 

 

重すぎて寝返りができない!?

一方で重い毛布を掛けると動きにくく、寝返りができないのがデメリットではないかという意見もあります。

日本では寝返りをした方が良いといわれているため、寝返りできないことは睡眠の質を下げるのではと考えられなくもありません。

 

中には重い毛布を使うことで血流が悪化した、という人もいます。

寝返りも妨げられるので、体の一部に負担が集中したり、毛布自体の重さが体を圧迫し、血流を妨げられるというのもあり得ます。

 

また寝返りができないと体の歪みを生み、睡眠の質を下げるだけでなく、手足の冷えや腰痛、肩こりの原因にならないとも考えられません。

実際使ってみて、起きたときに体が疲れたと感じるようであれば、重い毛布が合っていない可能性があります。

 

確かに寝返りできないほどの、重すぎる毛布は体に良くない影響を与える可能性があります。

重い毛布は体重の約7%から12%の重さが推奨されており、体重によって必要な毛布の重さは異なるのです。

 

体格の良い男性と華奢な女性が同じ重さの毛布を使って、同じような効果が得られるとは考えにくいものです。

寝返りは確かに必要ですが、多すぎても少なすぎても熟睡できているとはいえません。

 

安心感を与え、リラックスできる程度の重さがあり、なおかつ無駄に多い寝返りを減らすために重い毛布を使うと考えてみてはいかがでしょうか。

ぜひとも重い毛布のご使用を検討されている方は、ご自身の体重に合った毛布を選ぶとよいでしょう。

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