ショートスリーパーは寿命が短い?短眠のリスクとは

寝不足
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ショートスリーパーは寿命が短い?短眠のリスクとは

人間は人生の3分の1を寝て過ごすといいます。

この理論によると、1日が24時間ですから、1日8時間睡眠をとっているということになります。

 

しかし昨今は少しでも時間を確保するため、睡眠時間を削る人が多く、8時間寝ている人はあまりいないようです。

2017年に行われた国民健康・栄養調査によると、睡眠時間が5時間以上6時間未満の人と6時間以上7時間未満の人を合わせた人の割合が男性、女性ともに70%以上を占めるという結果になりました。

 

そもそも人間はなぜ睡眠をとる必要があり、睡眠をとらないとどのような支障があるのでしょうか。

ショートスリーパーは寿命が短いという意見もあるようですが、短眠が多い現代にあってどのようなリスクがあるのでしょうか。

人間はなぜ寝る?睡眠の必要性とは

人間は寝ている間に脳をはじめ、体のあらゆる部位のメンテナンスを行います。

睡眠不足が続くと脳や体は機能が低下してしまいますので、脳や体を休息させてリフレッシュするために睡眠をとるのです。

 

実際の研究でも、睡眠によって記憶力や集中力が増すことは確認されています。

また睡眠不足が続くとストレスが溜まり、それによって2次的に2型糖尿病や心臓病、脳卒中、うつ病などに発症するリスクが高まるともいわれています。

 

つまり人間は生きていく上で睡眠をとらなければならないということがいえると思いますが、どれくらいの睡眠時間をとる必要があるのでしょうか。

近年の研究では7時間睡眠が最も正しい睡眠時間だという意見もあります。

 

ただ世の中には極端に睡眠時間が短いショートスリーパーが存在し、彼らはなんら問題なく日々を過ごしています。

つまり遺伝子の突然変異によって、極端に少ない睡眠時間でも全く健康に害のある人間がいるのも考えられるということです。

 

昨今の研究でも睡眠時間は遺伝子に左右されるという見解も出てきています。

ショートスリーパーほどではなくても、人によって必要な睡眠時間は異なるということはいえるのではないでしょうか。

 

こう考えると、毎日睡眠時間を7時間とっているから大丈夫とは一概には言えないということです。

たとえばその人に必要な睡眠時間が8時間であれば、睡眠時間が7時間であれば、慢性的な睡眠不足に陥ることもあるでしょう。

 

逆に毎日6時間の睡眠しかとっていなくても、その人に最適な睡眠時間が6時間であれば全く問題ないということです。

毎日何時間寝ているかで右往左往するよりも、毎朝すっきり起きられるか、頭がぼーっとしたり、疲労が蓄積されていないかなど、総合的に判断する方が賢明ではないでしょうか。

 

短眠のリスクも考慮し、自分にとって最適な睡眠時間を確保できるようにするとよいでしょう。

 

短眠は寿命を縮める?

ショートスリーパーは寿命が短いのか否かについては、現在でも特定はされておらず、ショートスリーパーではない人についても同様なようです。

虫や動物を使った実験では、不眠によって数日で死亡したという報告もあれば、寿命にあまり変わりがなかったという実験結果も発表されています。

 

また1964年に不眠の世界記録を破ったランディ・ガードナーも記録に挑戦している間は体や脳の働きに異常が見られたものの、世界記録を樹立した後、たっぷり睡眠時間をとることで完全に回復したようです。

これ以上の挑戦は危険ということで、再挑戦はされなかったようですが、のちの検査でも特段体調に変化は見られなかったようで、不眠によって寿命が縮まったかどうかは特定できていません。

 

ただその人にとって短眠の状態が続けば、心臓や血管、脳に疾患が発生するリスクも高まることは容易に考えられるでしょう。

その結果、病気によって命を落とすことになれば、寿命が縮まったと表現できるかもしれません。

 

いずれにせよどんな人にも必要最低限の睡眠時間は存在しているということです。

この最低限の睡眠時間をとらなければ、早期に命を落とすことは考えられるかもしれません。

 

睡眠が重要であるということだけは間違いないでしょう。

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