睡眠時の鼻づまりの影響と解消法

鼻づまり
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睡眠時の鼻づまりの影響と解消法

睡眠時の鼻づまり、寝苦しくてたまりません。

寝つきが悪くなるだけでなく、睡眠の質が低下し、翌日の疲労や倦怠感につながる恐れもあります。

 

風邪をひいているときや鼻炎もちの方など睡眠時の鼻づまり、なんとかしたいですね。

たかが鼻づまり、されど鼻づまり、程度の差はあれど、日常生活に影響を及ぼすことも少なくありません。

 

起きているときは平気なのになぜ布団に入ると鼻づまりが起きるのか、解消法はないのでしょうか。

睡眠の質が低下する

睡眠時の鼻づまりによって口呼吸がメインになると、寝ているときのいびきにもつながります。

また肥満など別の要因も重なると、睡眠時無呼吸症にもつながります。

 

寝ているときも身体は酸素を欲しているので、酸素が不足しては熟睡できません。

その結果睡眠の質が低下し、日中の疲労感や倦怠感、眠気を感じるなど、健康にも悪影響を及ぼしかねません。

 

睡眠時の鼻づまりの原因

そもそも鼻づまりが起きるのは、風邪をひいたり鼻炎によるものが多いです。

鼻水がたくさん出るから鼻がつまると考えている人が多いですが、決して鼻水が大量に出ることだけが原因ではありません。

 

鼻腔内で炎症を起こし、粘膜が腫れて鼻の通りが悪くなることで鼻づまりを起こすのです。

しかし日中は鼻の通りもよくて鼻呼吸が問題なくできるのに、どうして寝ているときに鼻づまりを起こしやすいのはなぜでしょうか。

 

これは寝るときは体がお休みモードになるためです。

体がリラックスモードになると、副交感神経が優位になり、鼻の粘膜が腫れやすくなり、鼻づまりを起こしやすくなるのでしょう。

 

鼻呼吸が望ましい理由

鼻で息ができないとなると口で呼吸をしなければなりませんが、睡眠時の口呼吸はいくつかの弊害が考えられます。

というのも寝ているときは口呼吸よりも鼻呼吸の方が良いとされているからです。

 

鼻には有害物質を濾過するためのフィルターがついており、空気中の埃や細菌が体の中に入るのを防ぐ機能があります。

また鼻呼吸の方が肺に空気を取り込みやすく、吸い込む空気の温度や湿度も一定にして、肺に与える負荷を減らすことができます。

 

睡眠時の酸素の取り込みもしやすく、結果鼻呼吸の方が睡眠の質を向上しやすいのです。

酸素が不足すると翌日の疲労や倦怠感、頭痛なども引き起こしかねないので、鼻呼吸がいかに大切かお分かりいただけるでしょう。

 

睡眠時の鼻づまり解消法

睡眠時の鼻づまりを解消するには、根本的な原因を見極め、鼻腔内の炎症を鎮めることが大切です。

原因がわからなければ、まずは内科や耳鼻科など専門医に診てもらいましょう。

 

風邪が原因であれば、鼻づまりに効く風邪薬などを飲む、鼻炎持ちであれば鼻炎薬などを飲んで炎症を鎮めることができます。

鼻腔内の炎症が収まれば、鼻呼吸がしやすくなるのではないでしょうか。

 

また埃や細菌によって炎症を起こしていることも考えられます。

布団を干したり洗濯したり、寝室を掃除したり、空気を入れ替えるなどするだけで、劇的に改善することもあるかもしれません。

 

寝ているときの環境を衛生的にすることは、鼻づまりだけでなく、睡眠の質を高める上でも大切です。

たかが鼻づまりと軽視されることも多いですが、場合によっては深刻な事態になることもお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

特に鼻づまりが長期間続くようであれば、早めに対策をとった方が良いでしょう。

できることを一つずつ試してみて、鼻づまりを解消するようにしましょう。

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