蒸れない!へたらない!ウレタンマットレスの特徴と選び方

ムアツ3フォーム構造
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ウレタンマットレスの特徴

ウレタンマットレスは柔らかい包み込まれるような寝心地、触れている部分に圧力がかかりにくいマットレスです。

ひと昔前はマットレスといえばスプリングマットレスが主流でしたが、安価で軽量、コンパクト、手入れがしやすいという特徴から人気を集めています。

 

しかし中にはへたりやすい、夏は蒸れるといった意見もあるようですが、実際のところはどうでしょうか。

一口にウレタンマットレスといっても密度や反発力もさまざまありますが、寝具に適しているのはどんなマットレスなのでしょうか。

他素材に比較すると、ウレタンマットレスには以下のような特徴があります。

 

  • 柔らかくて体圧分散性に優れる
  • 通気性があまりよくないので蒸れやすい
  • 軽量なので持ち運びしやすく干しやすい

 

特徴を表にまとめると以下のようになります。

 

素材 体圧分散性 通気性 お手入れ
ウレタン(低反発、高反発) ×

スプリング(ポケットコイル、ボンネルコイル)

×
高反発ファイバー
ラテックス

 

ウレタンマットレスは他のマットレスに比べ、特に優れているのは体圧分散性といえるでしょう。

しかし通気性という点ではスプリングや高反発ファイバーのマットレスより劣ります。

 

特に通気性が良いのは高反発ファイバーといえるでしょう。

お手入れの面でも軽量、水洗い可能な高反発ファイバーの右に出る素材はありません。

 

スプリングマットレスはウレタンよりも通気性が良いものの、重量感があるのでお手入れはしにくいといえます。

 

低反発ウレタンは要注意

このように体圧分散性に優れたウレタンマットレスですが、柔らかいだけの低反発ウレタンには注意が必要です。

ただ柔らかいだけだと体が固定されてしまい寝返りがしにくいというデメリットがあります。

 

また腰が沈み込んでしまい、寝姿勢が悪いために熟睡できない、あるいは腰を痛めるということにもつながるからです。

そのためウレタンマットレスを選ぶときは適度な柔らかさと、反発力があってサポート性のあるものを選ぶとよいでしょう。

 

反発力があれば寝返りがしやすく、サポート性があれば腰をしっかり支えることができるからです。

とはいえ適度な柔らかさと反発力がどれくらいあればよいか見極めるのは難しいと思います。

 

横向き寝枕

 

横になったときに背筋がまっすぐに、仰向けの場合は壁に背をつけて立ったときと同じ姿勢で寝られると理想的なマットレスといえます。

体感ではわからない場合、ご家族や友人に見てもらったり、寝具のお店などに出向いてプロに見てもらうことをおすすめします。

 

蒸れないウレタンマットレスの選び方

基本的にウレタンマットレスは蒸れやすいと思ったほうが良いでしょう。

もちろんウレタンフォームだけでなく、吸湿性のある羊毛や綿などの綿を使用していて、何層にもなっていれば蒸れ感はそれほど気になりません。

 

しかしウレタンフォームの上に、カバー1枚使っているだけのウレタンの上に直接寝るようなマットレスだとどうしても蒸れやすくなります。

その場合敷きパッドなどをマットレスの上に敷くか、下記のような特徴、構造を持ったウレタンマットレスを使用することをおすすめします。

 

  • プロファイル構造(表面に凹凸のあるウレタンマットレス)
  • 通気性の良いオープンセル構造のウレタンマットレス
  • 吸放湿性のあるウレタンを使用したマットレス(セルプールなど)

 

表面に凹凸のあるウレタンマットレスで代表的なものがムアツふとんです。

凹凸になっている分空気の通り道ができて通気性が良く、点で体を支えるため反発力にも優れています。

 

またオープンセル構造とはウレタンの中に存在する気泡と気泡の間の膜を取り除くことによって、通気性を向上させたウレタンフォームです。

イタリアのマニフレックスのマットレスはオープンセル構造といわれています。

 

セルプールとは篠原化学さんの開発した素材で、テンセルを配合することでウレタンに吸放湿性を持たせた画期的な素材です。

こちらも蒸れ感を軽減させたウレタンマットレスといえます。

 

へたりにくいウレタンマットレス

またウレタンマットレスはへたりやすいという意識をお持ちの方もいるでしょう。

へたりやすいマットレスにはウレタンの密度が低い、厚みがないといった特徴があります。

 

1万円以下の格安マットレスだと密度が20程度しかなく、1年ももたずにへたるということもあります。

2,3万円程度の中価格帯のマットレスだと密度が25程度、3年から長くて5年が寿命といえます。

 

一方で数万円から数十万円の国内、海外問わず高級ブランドのマットレスだと密度が30以上、中には40以上あるものもあります。

このような高品質なマットレスであれば8年、長ければ10年以上使えるものもあるでしょう。

 

密度が高く、ぎっしり詰まったウレタンであればそうそうへたることはないと思います。

値段が高めのウレタンマットレスであれば密度も高めに設定されており、耐久性に優れていることが多いです。

 

また普段のお手入れでもマットレスのへたりを抑えることは可能です。

ウレタンは水に弱い素材ですから、湿気がこもると素材が劣化するという特徴を持っています。

 

また湿気を含んだ状態で加圧されると、へたりが加速します。

そのため普段から湿気を逃がすために壁に立てかけたり、寝室の換気をしてあげるとマットレスも長持ちします。

 

汗や湿気、汚れが浸透しないようにカバーを付けて使用することも、ウレタンを長持ちさせる秘訣といえます。

またあまりに薄いマットレスも身体の重みを支えきれず、寝心地が悪かったり、すぐにへたってしまいます。

 

厚みがありすぎると重くなるのでお手入れが難しくなりますから、適度な厚みがあるウレタンマットレスをおすすめします。

寝心地かお手入れのしやすさ、どちらを重視するかにもよりますが、最低でも10cm程度の厚みがあるとよいでしょう。

 

廃棄しやすいウレタンマットレス

ウレタンマットレスの長所として、廃棄がしやすいという点も挙げられます。

一般的なマットレスであれば粗大ゴミとしてお金を払って処分しなければなりません。

 

大きなマットレスを収集場所まで運ばなければならないのもデメリットでしょう。

一方でウレタンマットレスであれば、はさみなどで小さく切り分ければ、ビニール袋に入れて不燃ごみに出すことができます。

 

最後に

蒸れる、へたるといったウレタンマットレスがあるのは事実です。

しかし選び方を間違えなければ、快適な眠りをサポートしてくれる優秀なマットレスであることもまた事実です。

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