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アイダーダックは最高の羽毛布団
羽毛布団が好きな人は一度は聞いたことがあるかもしれません。
羽毛布団の最高峰に位置する、アイダーダックダウンの羽毛布団をご存じでしょうか。
羽毛布団に使われるダウンはダックやグース、マザーダックやマザーグースなどがあります。
一般的には未成熟な若鶏より、成熟したマザーダウンの方が保温性、かさ高、臭いなどさまざまな面で優れています。
しかしこれらの羽毛素材と比べても、アイダーダックのダウンは別格、雲の上の存在といえます。
そんなアイダーダックダウンの魅力をご紹介したいと思います。
アイダーダックの羽毛布団は軽くて暖かい
布団にとって保温力が高いことは、とても大事な要素です。
粗悪な羽毛布団を除き、羽毛布団は数ある布団の中でも、もっとも保温力が高い布団といっても過言ではないでしょう。
しかし暖かいだけが羽毛布団の魅力ではありません。
普通は布団の保温性を高めるためには、中綿量を増やしたり、何枚も重ねて使うものです。
しかし羽毛布団の場合、シングルサイズでわずか1kg強の中綿量で、十分な暖かさがあります。
そのため何枚も重ねて使う必要がなく、しっかり暖かいのに軽いのが最大の魅力といえます。
もちろんアイダーダックの羽毛布団は、他の上質な羽毛素材に比べても軽さ、暖かさは遜色ありません。
かさ高がなくても暖かいアイダーダックダウン
布団が軽いというのは、寝ている間に身体に与える負担がほとんどないということを意味します。
空気のように体を包み込むから、羽毛布団を使うと快眠できるのです。
ただ保温力の高い羽毛布団ほど、どうしてもかさ高が増してしまいます。
ダウンパワーとも表現されますが、ダウンパワーが高いほど空気をたっぷり含み、ボリュームがあることを意味します。
一般的にはダウンパワーが高いほど暖かくて、上質な羽毛布団だといわれます。
ただその分、羽毛布団のかさ高が高くなってしまうため、見た目にも圧迫感があり、収納にも困ります。
しかしアイダーダックはダウンパワー、かさ高は小さいものの、しっかり暖かく、そして軽いのです。
絡み合う羽毛が優れた断熱効果を生む
アイダーダックダウンは他の羽毛素材と異なり、羽毛同士が絡み合っています。
これはアイダーダックが海岸沿いに巣を作るためで、風で羽毛が飛ばないように羽枝の先がかぎ状になっているのです。
そのため羽毛同士が絡み合うために少量でも暖かく、持ち上げても散らばることはありません。
この絡み合った羽毛の隙間に空気の部屋が多数できるため、暖かい空気を逃さず、すぐれた断熱効果を生むのです。
アイダーダックは渡り鳥ですが、アイスランドという極寒の地で巣を作って卵を孵化させます。
寒さと風の厳しい環境で生き抜いていくため、アイダーダックのダウンには優れた保温力が必要になるのでしょう。
アイダーダックダウンは世界でも希少な羽毛
さらにアイダーダックの羽毛は年間でわずか3,000kgしか産出されません。
つまり、年間でも2000枚程度しかアイダーダックの羽毛布団は作られていないことを意味します。
また1つの巣でとれる羽毛はわずか20g程度を言われます。
ということは、1枚の羽毛布団を作るのに50個以上の巣を探して回らなければならないのです。
もちろんアイダーダックの巣も無数にあるわけではありませんから、採取できる量にも限界があるでしょう。
こうした作業を機械を使わず、人の手を使って採取しているから、アイダーダックダウンは希少な羽毛なのです。
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