ラベルのない良質な羽毛布団は多い
羽毛布団には、ゴールドラベルというラベルが付いているものがあります。
ラベルが付いているということは、なんらかの基準に達しているということなのでしょう。
なんとなくゴールドラベルが付いている方が、良質な羽毛布団であると感じてしまいます。
しかし羽毛布団を選ぶ際、このゴールドラベルの有り無しで選ばないようにしてほしいものです。
ラベルがなくても良質な羽毛布団はたくさんあります。
また、ラベルがあっても良質な羽毛布団であるとは限らないからです。
西川の羽毛布団もラベルが付いていない
布団といえば西川グループを知らない人はいないのではないでしょうか。
あの西川製の羽毛布団であっても、ゴールドラベルはついていません。
このことから「ラベルが付いていない=良質でない羽毛布団」という図式は成り立たないのではないでしょうか。
なぜ西川グループがゴールドラベルによるランク付けを行っていないのでしょうか。
それは西川グループが、それぞれさらに厳しい品質基準を設けているからで、ラベルを必要としないのです。
羽毛布団といえばロマンス小杉という会社も有名ですが、こちらもゴールドラベルを使用していません。
ゴールドラベルの意味
そもそもゴールドラベルとは何かご存じでしょうか。
ゴールドラベルには以下の4種類あり、それぞれダウンパワー、かさ高によって異なるラベルがつけられます。
- プレミアムゴールドラベル
- ロイヤルゴールドラベル
- エクセルゴールドラベル
- ニューゴールドラベル
ちなみにもしラベルを基準に羽毛布団を選ぶのなら、400dp以上ある、ロイヤルゴールドラベル以上の羽毛布団を個人的にはおすすめします。
もちろんエクセルゴールドラベル以上の羽毛布団でも十分な暖かさはあります。
このラベルを発行しているのが、日本羽毛製品共同組合、略称日羽協です。
第三者機関が絡んでいるから、確かに信頼性は向上する可能性はあります。
しかしながら、良質な羽毛布団のすべてが、ラベルを取得する理由にはならないとは思いませんか。
羽毛布団を選ぶ際に気を付けたいこと
では羽毛布団を選ぶには、どのような基準で選んで良いか迷ってしまいますね。
羽毛布団を選ぶ際に、最低限考慮してほしい項目は以下の通りです。
- 羽毛の産地はどこか
- 羽毛布団にしては安すぎないか
- 信頼できるお店であること
- ダウンパワー、ダウン率
羽毛の産地偽装問題が出てから、羽毛の産地を確認したところで一緒では?と思われるかもしれません。
しかしそれでも偽装していない羽毛布団もたくさんあるので、産地も参考にしてほしいのです。
その際、産地を確認すると同時に、お値段が適正であるかも確認すると良いでしょう。
ポーランドやハンガリー、フランスといった良質な羽毛の産地であれば、羽毛布団もある程度のお値段にはなるでしょう。
安すぎる羽毛布団はどうしても原価が見合わないので、産地を偽装したり、なんらかの細工をしている可能性はあります。
もちろん企業努力で値段を下げているところもあるでしょうが、安すぎる羽毛布団はNGというわけです。
またダウンパワー、ダウン率も値段に影響するところなので、しっかり確認しましょう。
一般的にダウンパワー400dp以上、ダウン率90%以上が良質な羽毛布団とされています。
最後に信頼できるお店であること、これが間違った羽毛布団を買わないために最重要であると個人的には考えます。
信頼できるお店であれば、羽毛布団に限らず良質な布団を揃えている可能性があります。
羽毛布団以外のお布団を買ってみて、いい布団だなと感じたお店であれば、扱っている羽毛布団も良質かもしれません。
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